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<野球>読売の打撃コーチとして新たに出発する李承燁「省察の時間…さらに強くなる」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2006年に読売で共にプレーした阿部慎之助(右)と李承燁 中央フォト

それでも李コーチはその間「野球を休まずに見た」という。「私は野球が本当に好きで、KBOリーグの5試合をすべて見ると相当な時間がかかる。そうしているうちにそろそろ『自分も勉強をしなければいけない』という考えになり、阿部監督のことを思い出した。私がお願いして読売の秋のキャンプに臨時コーチとして合流することになった」。

指導者生活を「監督」で始めた李コーチは自ら選手たちの打撃練習スケジュールを組み、一人ずつ向き合って意思疎通しながら悩みを聞いて助言するコーチの仕事に新たな魅力を感じた。李コーチは「また最初からスタートするという気持ちで3週間、若い選手たちの成長を見守ったが、本当に時間が速く経過した」とし「改めて自分の野球愛を感じた。帰国を控えて阿部監督が(来季コーチの)提案をしてくれてありがたく思い、意欲が生じた」と語った。


その時に日本行きをためらった理由はただ一つ。数年前から病床にいる父のことだった。情熱と献身で「本塁打王・李承燁」を育てた父イ・チュングァンさんは長い闘病の末、昨年12月2日に亡くなった。2006年に母を亡くして子どものように泣いた息子は、その後に追った父の遺影の前でまた涙を流した。


「父は私にとって大きな山であり、自分自身を支える力を与えてくれた。数年前からほとんど対話ができない状態で、それでも存在だけで大きな慰めになっていたが…。悲しみは到底言い表すことができない。その痛みを乗り越えながら成熟し、妻と息子3人に堂々たる家長になろうと考えるようになった。今はもう父母がいないので、どんなことがあってもうなだれずその穴を自分が埋めようという思いだ」。

東京ドームをホーム球場として使用する読売は、野球が「国民スポーツ」の日本で最も象徴的なチームだ。かつて「日本国民の70%が読売ファン」という笑い話もあった。今は他球団の人気も高まったが、依然として世界の球団のうちユーチューブ登録者数が最も多い(15日まで約73万人) 。李コーチは「読売にいた時は『子どものファンが見ていることを忘れず、グラウンド内外で品行と服装を正しくして模範になるべき』という話をよく聞いた」と伝えた。

先進野球は選手と指導者の視野を広げる。読売のユニホームを着て選手として一段階アップグレードした「国民打者」は今、より良い指導者に成長するための滋養分を吸収しにまた日本行きの飛行機に乗る。「李承燁」は依然として韓国野球で特別で重要な名前だ。

「私は幼い頃から野球選手が夢で、野球のユニホームを着るのが最も楽しくて幸せだった。今年は読売で自分の役割を果たせるよう最善を尽くしたい。またいつか韓国野球のために少しでも力になれるように生きていきたい。私はいつも野球と一緒に進んでいく」。


<野球>読売の打撃コーチとして新たに出発する李承燁「省察の時間…さらに強くなる」(1)

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