韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領と中国の習近平国家主席が共に写真を撮っている。チョン・ミンギュ記者
韓国の魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は同日夜、中国北京の韓国記者団プレスセンターで開かれた首脳会談の事後ブリーフィングで、「韓中間の文化コンテンツ交流の復元について、進展した共感帯を形成することができた」とし、「双方が受け入れ可能な分野から徐々に交流を拡大させていこうという点で共感帯を形成し、詳細事項を進展させていくことにした」と述べた。魏室長は「例えば、囲碁・サッカー分野の交流を推進することにし、その他のドラマ・映画は実務部署での協議の下で進展を模索していくことにした」と明らかにした。
囲碁分野の交流に関する議論は、中国側から先に「李大統領は囲碁が強いと聞いている」と切り出したことによって始まったという。魏室長は「囲碁の話が交わされ、その延長線上で囲碁交流をしてみてはどうかという、より肯定的なトーンの反応があった」とし、「それ以外の文化コンテンツについては即座に反応があったわけではなく、実務協議を通じて漸進的にやっていこうという程度の話があった」と伝えた。
これまで中国は「限韓令」の存在自体を否定してきたが、この日もそれに対する立場は同様だったという。ただ、魏室長は「今日の対話の中では、少し軽く冗談のように『それがあるかないかを聞く必要はない』という趣旨の会話もあった」とし、「これによって限韓令がどうなるかを展望するのは難しいが、申し上げられることは、実務協議を通じて漸進的・段階的にアプローチしていくという共感帯を形成したということ」と述べた。
「限韓令」とあわせて敏感な懸案の一つに挙げられている西海(ソへ、黄海)構造物と核潜(原子力潜水艦)問題についての議論も交わされた。両首脳は、西海に境界が確定していない状況を考慮し、今年から境界画定のための次官級会談を開催するために共に努力していくことにした。魏室長は「慎重ではあるが、この部分で進展が見られるのではないかという期待感も持つようになった」と語った。
続けて、韓国政府が導入を推進している原子力潜水艦のイシューについて、「我々の立場を(中国に)詳細に説明し、特に問題があったわけではない」と述べた。魏室長は「中国が原子力協定の改定に関連して問題を提起したことはあるか」という質問には、「韓半島(朝鮮半島)の平和安定を議論する主題として、さまざまなイシューが扱われた」とし、「ウラン濃縮・再処理問題については特に無理はなかった」とした。
韓半島の平和イシューに関連しては「両首脳は会談で北朝鮮との対話再開の重要性を確認した」とし、「韓半島の平和と安定のために建設的な役割を果たすという中国の意志を確認した」と述べた。その上で「これを土台に、韓中首脳は平和を構築するための創意的な案を引き続き模索していくことにした」と付け加えた。
一方、この日の首脳会談は、当初予定されていた1時間を大幅に超える90分間にわたって行われ、公式歓迎式と覚書(MOU)締結式、国賓晩餐会まで合わせると、両首脳が共にした時間は4時間を超えると魏室長は説明した。習主席は会談の終わりに「李大統領の今回の訪問は非常に意義深い」とし、「中韓新時代の確固たる基礎を固めた」と言及したと魏室長は伝えた。
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