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「ここでは息ができる」…6歳の娘と手を取り抗議へ クリスマスを涙で過ごした遺族[チェジュ航空惨事から1年](1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

今月24日、ソウル・竜山(ヨンサン)の大統領室前で、チェジュ航空惨事の遺族であるコ・ジェスンさん(44)が6歳の娘とともに一人デモを行っている。ピョン・ソング記者

「12・29チェジュ航空旅客機惨事」の遺族であるコ・ジェスンさん(44)は、クリスマスイブを6歳の娘とともにソウル・竜山(ヨンサン)の大統領室前で過ごした。惨事の真相究明と責任者の処罰を求めて一人デモに立つためだ。一人デモの現場で会ったコさんは、「後で両親に会ったとき、“ここまでやった”と言える気がして、この場所に立っている」と語り、「家にいると何もできなかったようでつらいが、ここにいると少しだけ息ができる」と目を潤ませた。惨事当時、両親2人をともに失ったコさんはトラウマにより、今年7月から会社を休職している。

チェジュ航空旅客機惨事は今月29日で発生から1年を迎える。しかし遺族たちは、「何一つ明らかになっていない」と訴える。コさんは「惨事から1年が過ぎたのに、事故調査や捜査に関する中間発表すらなかった」とし、「今月に入ってからは惨事が思い起こされるためか、他の遺族もさらに苦しさを訴え、口数も減った」と話した。そして「私だけでなく遺族全員が、昨年12月29日(惨事当日)で時間が止まったままだ」と声を詰まらせた。チェジュ航空惨事の遺族たちは7月3日からソウル・竜山の大統領室前でリレー形式の一人デモを続けている。このデモは惨事前日の今月28日まで、犠牲者数(179人)に合わせて179日間続けられる。


◇真相究明は1年経っても進まず…遺族、リレー形式の一人デモ続く


惨事から1年を迎えた遺族たちの願いはただ一つ、「真相究明」だ。しかし政府と捜査機関への不信は大きい。コさんは「惨事から1年が過ぎてようやく強制捜査に着手した警察にも、もはや期待はなく、政府にも望みはない」ときっぱり語った。

国土交通部傘下の航空・鉄道事故調査委員会の独立性を巡る論争も激しい。惨事の原因として指摘された務安(ムアン)空港滑走路のコンクリート盛り土を管理していたのは国土交通部だ。しかし、その国土交通部の傘下機関である航空・鉄道事故調査委員会が調査を担ったことで、「セルフ調査だ」との批判が出た。事故調査委員会は7月、「エンジンに欠陥はなく、操縦士が発電装置(IDG)を切ったとみられる」という中間結果を発表しようとしたが、遺族の反発で取り消された。結局、調査委員長は辞任し、常任委員だった国土交通部航空政策室長も業務から外された。今月4日には、事故調査委員会が公聴会形式で調査結果を発表する日程を組んだが、遺族が断髪式まで行って抗議したため、無期限延期となった。


「ここでは息ができる」…6歳の娘と手を取り抗議へ クリスマスを涙で過ごした遺族[チェジュ航空惨事から1年](2)

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