大統領室が青瓦台(チョンワデ)への順次移転を進行中の21日、政府ソウル庁舎から眺めた青瓦台 [ニュース1]
大統領室の移転は単なる移転を越えて、治癒と回復の意味を込めなければいけない。国民に傷を負わせた政治にまた期待を抱かせる契機にならなければいけない。大統領室が竜山移転の弊害を克服し、青瓦台の否定的イメージを克服しようと努力する点は評価できる。李大統領が参謀業務棟の与民館に執務室を置き、3室長(秘書室長、政策室長、国家安保室長)と同じ建物で勤務するという点も注目される。本館執務室は首脳会談など外賓行事に使用されることになる。
記者室と大統領執務室が同じ建物にあった竜山時代よりメディアとの物理的距離が遠くなる点は惜しまれる。記者会見場がある春秋館は最も近い秘書棟の与民館と200~300メートルほどの距離がある。大統領室への業務報告を生中継するほど透明な意思疎通を強調してきた李在明政権の国政スタイルと合わないという見方もある。大統領室はデジタル意思疎通プログラムを強化するというが、対面の空白を埋める果敢かつ効率的な方法が必要だ。
青瓦台は国民とさらに近づく必要がある。3年2カ月間の開放期間に850万人以上の観覧客が訪れたほど青瓦台に対する国民の関心は高い。米ホワイトハウスが大統領執務室がある「ウェストウイング(西館)」を除いて「イーストウイング(東館)」や中央官邸など相当部分を開放している点を参考にするのがよい。大統領警護処が青瓦台に接近可能な5つの進入路で検問・検索をしない計画というので、親近感のある青瓦台の姿を期待してみる。
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