北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が15日、江東郡(カンドングン)地方工業工場竣工式に出席し、総合奉仕所を視察している。[労働新聞=ニュース1]
労働新聞は16日、全国5地域で前日に開かれた地方工場竣工式を報じた。金正恩委員長は平壌市郊外の江東郡(カンドングン)に建設された地方工業工場と総合奉仕所の竣工式に出席した。同紙はこの日1~7面で地方工場の竣工を伝え、建設成果を強調した。
金委員長は江東郡の食料工場と総合奉仕所を見回りながら「地方の飛躍を成就し、復興と文明の高貴な実体を人民に抱かせる事業こそ(中略)一貫して進めるべきこと」と述べた。続いて「新時代地方発展政策の受益者、享有者は他でもなく地方人民」とし「党の政策が人民を訪ねて、人民は党の政策のおかげで幸福を満喫する我々式の社会主義の本態を変わりなく固守し、輝かせていくべき」と強調した。
金委員長が第9回党大会を控えてこうした公開活動をしたのは、国家発展と人民生活で「明確な改変」を成し遂げると公言した自身の政策的成果を浮き彫りにし、住民の忠誠心を誘導してリーダーシップを固めるための戦略と解釈される。
行事には金正恩委員長の妻の李雪主(イ・ソルジュ)氏と娘のキム・ジュエ氏が登場した。2人が金委員長の公開活動に同行したのは6月の元山葛麻(ウォンサン・カルマ)海岸観光地区竣工式以来およそ6カ月ぶり。李雪主氏はこの日、伊ブランド「グッチ」のマトラッセとみられるバッグを持ち、仏ブランド「カルティエ」と推定される時計を着用していた。
特に同紙はこの日、53枚の関連写真を公開したが、33枚にジュエ氏の姿が見られた。一部の写真ではジュエ氏が金委員長の前を歩くような姿、金委員長が幹部に指示する間にも一人で別の製品を見る姿があった。
北朝鮮は金委員長の地方経済発展構想「地方発展20×10政策」(2024年から10年間に毎年20市・郡に現代的な工場を建設する計画)に基づき各地域に工場、病院、一種のショッピングモールの役割をする総合奉仕所などを建設している。これに先立ち9日から11日まで開かれた労働党全員会議では「地方発展20×10政策」に基づき来年建設事業に着手する20市・郡を確定した。
この記事を読んで…