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ノキア没落後に衛星強国になったフィンランド、始まりは教室だった

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

10月14日、フィンランドのアールト大学でヤン・プラクス教授が「アールト1」の模型を持って紹介している。チャン・ユンソ記者

2010年、フィンランド・エスポーの国立アールト大学。「衛星システム」の授業を担当するヤン・プラクス教授は講義室に入って準備してきた講義計画書をテーブルに置いた。受講申請学生が7人だけだったからだ。国の経済を支えてきたノキアがアップルのiPhoneに押されて沈むフィンランドの工学部の現実だった。プラクス教授は授業を断念し学生たちに尋ねた。「何をしたいか」。学生たちが答えた。「人工衛星を作りたい」。

プラクス教授は古くさい講義の代わりに学生たちの心が傾く道に沿って行くことにした。横・縦の長さが10センチメートルほどの超小型衛星「キューブサット」は学生たちでも実現できるアイデアだった。人工衛星を宇宙に打ち上げるといううわさに、経営学部、芸術学部からも学生が集まった。そして7年後、学生たちが作った人工衛星「アールト1」はインドのロケットに載せられ星の海の中に進んだ。フィンランド史上初の衛星だった。


先月14日にアールト大学で会ったプラクス教授は「アールト1の成功でフィンランド全域に小型衛星ブームが起きた。他の大学でも人工衛星製作に乗り出し、現在のフィンランド宇宙産業の種になった」と話した。アールト1は昨年任務を終え大気圏で消滅した。だが経験はフィンランドの地に根を下ろし花を咲かせた。


アイスアイもそのうちのひとつだ。アールト1に参加した学生たちが創業したアイスアイは世界最大規模の合成開口レーダー(SAR)衛星企業になった。会社の名前と同じアイスアイ衛星に取り付けたSARセンサーは夜でも雲がかかった日でも地上を観測できる。衛星が観測したデータは人工知能(AI)技術で顧客に必要な情報を分析し数時間以内に伝えられる。

アイスアイは本来は名前のように北極の氷河観測用衛星だった。しかし2022年のウクライナ戦争が変曲点になった。アイスアイ衛星で撮影したロシア軍のリアルタイム移動映像をウクライナ政府に提供できたためだ。地球観測に注力した小型衛星の国防活用の可能性を立証した瞬間だった。

ウクライナだけではない。3月に打ち上げた第4世代アイスアイでは韓国非武装地帯(DMZ)周辺の北朝鮮軍の動向を把握できる。記者が訪れたフィンランドのアイスアイ本社で北朝鮮がDMZに建設した長さ10キロメートルの対戦車防壁の映像を見ることができた。アイスアイ関係者は「衛星が韓半島(朝鮮半島)の上を通過するたびに北朝鮮全域を超高解像度(16~25センチメートル)で撮影できる。小型衛星でも国境監視が可能になった」と話した。

フィンランドの衛星産業の元肥は逆説的にノキアの没落だった。かつて世界の携帯電話を制覇したノキアを退社した多くの技術者が人工衛星産業の働き手となった。フィンランド国立技術研究センターの科学者ユシ・セイリ氏は、「ノキアが没落してから創業するほかないという切迫さが原動力になった」と話した。

アイスアイはフィンランドだけでなく、ポルトガル、オランダ、ポーランドにも衛星を供給している。ウクライナ戦争後に人工衛星に対する需要が急増したためだ。フィンランドの人工衛星産業関係者は「衛星開発経験が豊富で技術水準が非常に高い」として韓国もやはりこの産業の強者に浮上するだろうと予想する。リオービットのセトゥ・サベダ最高経営責任者(CEO)は「フィンランドはロシアと国境を接しており韓国と同様の安全保障環境を持っている。技術力が優れた韓国と協力すれば立派な防衛システムを作ることができるだろう」と期待した。



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