2019年6月、板門店(パンムンジョム)軍事境界線の北側地域で会って挨拶を交わした後、南側地域に移動する米国のドナルド・トランプ米国大統領(左)と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長。[写真 聯合ニュース]
両議員によると、国家情報院は「北朝鮮の“核保有国”というレトリック(修辞)においても微妙な変化が感知されている」とし「金正恩北朝鮮国務委員長が、米国との条件付き対話を示唆した最高人民会議以降、核武装に関する直接的な発言を控え、トーンを調整していると分析される」と述べた。続けてAPEC時期の動向についても、「(朝米)対話の余地を考慮し、崔善姫(チェ・ソンヒ)北朝鮮外相のロシア出国を土壇場まで悩んだ形跡が確認された」と報告したという。
国家情報院はさらに、「金正恩が対米対話の意志を持っており、今後条件が整えば米国との接触に乗り出すと判断している」とも述べた。
また、金委員長の健康状態については「健康に大きな異常はないと把握している」とし「心拍数は(1分間に)80で、高血圧の可能性は過去にはかなり高かったが、低下したと評価している」と朴議員が伝えた。ただし、政府関係者は「心拍数や高血圧といった具体的な内容は報告されていない」と付け加えた。
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