韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が29日、慶州(キョンジュ)博物館でトランプ米大統領に「天馬塚金冠模型」を贈った後、握手している。 チョン・ミンギュ記者
31日、SNS(ソーシャルメディア)上には、トランプ大統領が新羅の金冠をかぶり、マントを羽織ってメラニア夫人と踊るAI合成映像が投稿された。
米国のインターネット上では「アメリカの王の登場」「民主主義への風刺であり、同時に自画像だ」などと皮肉った。
トランプ大統領はこれに先立ち29日、慶尚北道慶州(キョンサンプクト・キョンジュ)の国立慶州博物館で李在明大統領から、新羅・天馬塚の金冠を模して特別に製作された模型を贈られていた。
トランプ大統領はこれに対し「非常に特別な贈り物」と応じた。
米国メディアも「トランプ氏が王冠を贈られた」という事実に注目した。
ニューヨーク・ポスト(NYP)は、「トランプ政権の政策に反対する『ノーキングス』デモが全国的に始まってから11日目に、トランプ大統領が王冠を贈られた」と報じた。
「ノーキングス」デモは、トランプ大統領の権威主義的な統治スタイルに反対して、今月18日から全米各地で展開されているデモだ。トランプ政権の移民政策などに反対するデモ隊は、「トランプ氏が『シャットダウン』を口実に、自由・民主主義・人権といったアメリカの核心的価値を破壊する姿を見過ごすことはできなかった」とし、「『王はいない』というスローガンこそ、最もアメリカ的な精神だ」と主張している。
トランプ大統領と長らく対立してきた米国のトークショー司会者たちも、さらに辛辣な批判を繰り広げた。CBS『ザ・レイト・ショー』のスティーヴン・コルベア氏は「韓国人たちはトランプ氏に足りなかったたった一つのものを与えた。巨大な黄金の王冠だ」と皮肉り、また、トランプ大統領が慶州ヒルトンホテルでハンバーガーを注文し、ケチャップを多めに要求したことに触れて「まさにトランプ氏を『バーガー・キング』にしたじゃないか」と冗談を飛ばした。
ABC『ジミー・キンメル・ライブ』のジミー・キンメル氏は、この贈り物について「『王はいない』と数百万人がデモしているのを見て思ったんじゃないか」とし、「『いいプレゼントのアイデアがある、王冠をあげよう!』って。いっそのこと韓国で王になればいいのに!」と語った。
NBCの『レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ』のセス・マイヤーズ氏は「知ってるかい? カメラがいなくなった途端、トランプ氏が『これをかぶってもいいか』って聞いたらしい」と語った。
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