7月8日、ブラジルのリオデジャネイロで国連のグテーレス事務総長と会った中国の李強首相 [新華=聯合ニュース]
中国国営新華社通信によると、李強首相は24日(現地時間)、ニューヨーク国連本部でグテーレス事務総長と会い、「過去80年間、国連は平和と安全、経済・社会発展、人権保障で代替不可能な役割をしてきた」とし「中国は今後も国連の地位と権威を確実に守っていく」と述べた。
続いて「一方主義と保護主義が世界経済を脅かし、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダの履行にも深刻な支障を招いている」とし、米国をう回的に批判した。また「グローバルサウス(新興国・開発途上国)が共に声を出して強圧的な行為を拒否し、正当な権益を守るべき」と強調した。
李首相は「中国は始終一貫して自国の発展をグローバル発展と緊密に連結してきた」とし「対外開放を拡大し、世界経済の安定性と成長の動力になる」と話した。
グテーレス総長は習近平主席が提案したグローバル・ガバナンス・イニシアチブが国連の信念と一致すると評価し、「中国は国連と多国間主義の堅固な軸」と述べた。
中国と国連の協力の雰囲気はトランプ大統領の国連批判とは対照的だ。トランプ大統領は今回の国連総会の演説でエスカレーターとプロンプター、音響装置の故障を「サボタージュ」と指摘し、国連を公開的に非難した。
◆李強首相、ビル・ゲイツ氏とも会談…「米中協力が必須」
李首相は同日、ゲイツ財団のビル・ゲイツ理事長とも会い、米中協力の必要性を強調した。李首相は「グローバル挑戦が相次ぐ状況で中国と米国は協力を通じて世界の安定と発展を追求する必要がある」と述べた。
ゲイツ理事長は「米中関係は世界で最も重要な2国間関係」とし「財団は中国と保健・AI・科学技術・貧困縮小分野で協力を強化し、特に開発途上国で実質的な成果を出すことを望む」と話した。
今回の国連外交舞台で中国は「多国間主義守護者」のイメージを浮き彫りにすると同時に、米国との協力の必要性も強調する戦略を見せたという評価が出ている。
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