韓国の韓悳洙(ハン・ドクス)前首相が今月2日、ソウル瑞草区(ソチョグ)のソウル高等検察庁に設けられた内乱特検チームの事務室で取り調べを受けた後、帰宅する様子。[写真 ニュース1]
特検チームは同日午前8時30分ごろから捜査官を投入し、ソウル鍾路区(チョンノグ)にある韓氏の住居地に対する強制捜査を開始した。これは、韓氏が今月2日に特検チームのもとに出頭し、約14時間にわたる長時間の取り調べを受けてから22日ぶりの強制捜査となる。
韓氏は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領による「12・3非常戒厳令」発令に同調した疑いが持たれている。特検チームは、韓氏らが戒厳の手続き上の瑕疵を事後的に補完しようとしたのか、あるいは内乱行為に加担したのかについて捜査している。
また、韓氏が戒厳の手続き的正当性を確保するために国務会議の開催を提案したのではないか、という点も捜査対象に含まれている。韓氏は今年2月、憲法裁判所での尹氏の弾劾審判に証人として出廷し、「尹前大統領を説得し、戒厳の発令を阻止するために国務会議の開催を提案した」との趣旨の証言をしている。
さらに、戒厳令発令後に新たに作成された戒厳令の布告文が破棄される過程に関与したという疑いも持たれている。これに関連し、特検チームは、尹氏に対する虚偽公文書作成などの容疑において、韓氏を共犯と見なしている。
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