朴潤柱外交部1次官が18日、東京でランドー米国務副長官、船越健裕事務次官と第15回韓米日外交次官協議会を開いた。 [写真 韓国外交部]
朴次官は今回の会議が11日にマレーシア・クアラルンプールで開催された韓米日外相会議から1週間後に開かれた点を強調し、今年が韓米日外交次官協議会発足10周年であることに言及した。続いて、3カ国協力のモメンタムが持続的に強化される中、韓米日協力の地平が安全保障だけでなく経済、技術、人的交流など広範囲な領域に拡大していると評価した。
3カ国次官は変化する安保環境の中で強力な対北朝鮮核抑止力維持のための韓米日協力の重要性を再確認し、堅固な2国間同盟を基盤とした安保協力を継続していくことにした。
朴次官はこの日、韓半島の緊張緩和と対話再開に向けた韓国政府の努力を説明した。3カ国は北朝鮮問題の進展のための外交的努力に関しても緊密に協力していくことにしたと、外交部は説明した。
3カ国は域内情勢に関する意見を交換し、インド太平洋地域の平和と安定のための協力を強化していくことにした。また、経済安全保障が3カ国国民が実感できる分野という点に注目し、特に核心鉱物、サプライチェーンおよびAIなど重要・新興技術分野での実質的協力をより一層強化していくことにした。
さらに韓米日は共同の機会を拡大して多様な分野で成果を出したと評価し、韓米日事務局の発足など制度化の進展が持続的な協力推進に寄与していると強調した。そして各級協議と事務局の活発な運営を通じて協力基盤をより一層固めていくことにした。
外交部は「3カ国次官の就任後に初めて開催された今回の韓米日外交次官協議会は、韓米日の協力深化に対する3カ国共同の意志を再確認し、より実質的かつ具体的な3カ国協力の発展方向を議論する契機になったと評価される」と明らかにした。
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