現役時代に日本代表の主将として活躍した井原正巳(左) 中央フォト
水原球団の関係者は1日、「ビョン・ソンファン監督を戦術的に補佐する国内外の指導者を調べ、井原コーチを迎えることになった。ビザ発行が順調に終われば2週間以内に公式発表があるだろう」と述べた。
井原氏もホームページで水原コーチングスタッフに合流することを伝えた。井原氏は「初めての海外挑戦、新しいチャレンジですが、自分を必要として頂いた事に感謝し、チームの目標達成に貢献できるように最大限の力を注ぎたいと思います」と明らかにした。
井原氏は1990年代に活躍した元DF選手で、Aマッチ122試合に出場した。1998年のフランスワールドカップ(W杯)アジア最終予選では韓国のFW選手らを封じた。韓国のファンには「日本の洪明甫(ホン・ミョンボ)」と呼ばれた。当時、日本は韓国に次ぐ組2位となった後、プレーオフを経て史上初めてW杯本大会進出を果たし、井原氏は本大会舞台で主力として活躍した。引退後には日本オリンピック(五輪)代表のコーチなどを務めた。その後、柏レイソルの首席コーチ、アビスパ福岡の監督などを経て、2023年から2年間は監督として柏レイソルを指揮した。
この記事を読んで…