李在明大統領が9日に開かれた非常経済点検タスクフォース会議で発言している。[写真 聯合ニュース]
李大統領はこの日、大統領室で開かれた非常経済点検タスクフォース会議で政府追加補正予算編成案と官庁別追加補正予算推進案を話し合いこのように話したと大統領室の姜由楨(カン・ユジョン)報道官が会見を通じて伝えた。
また、姜報道官は「李大統領が社会的弱者、小商工人などの支援を優先するよう求めた。追加補正予算の核心事業をしっかり発掘し、追加補正予算推進時に確実な効果が出てくるよう検討し協力していくことを強調した」と付け加えた。
先月の国会で13兆8000億ウォン規模の第1次追加補正予算案が通過されたのに続き、李大統領の指示により韓国政府の第2次追加補正予算編成作業が本格化する見通しだ。
合わせて李大統領は2022年にソウル・梨泰院(イテウォン)で発生した雑踏事故被害者に向けた生活支援金申請が始まったことと関連し「遺族と被害者の意思を十分に反映できるよう惜しむことなく支援しなさい」と指示した。
姜報道官は「梨泰院事故発生から実に2年7カ月ぶりに被害者支援が本格化した形。李大統領は申請手続きを逃して支援を受けられないケースがないよう支援対象者に対する案内強化を指示した」と伝えた。
また、李大統領は梨泰院事故の真相究明と再発防止に向けた特別調査委員会の活動と関連し、「真相究明活動が迅速で徹底してなされるようにしてほしい」と指示した。
姜報道官は「国民の生命と安全より重要な価値はない。李在明政権は国の責任を全うし国民の生命と安全を守るのに最善を尽くす」と強調した。
◇李大統領「物価安定と経済回復に向け手段総動員」
李大統領はこの日、フェイスブックを通じても「物価安定と経済回復に向けあらゆる手段を総動員する」と明らかにした。
李大統領は「最近即席めん1袋の価格が2000ウォンを超えるなど急騰した生活必需品価格で国民の負担が大きく増えた現実を重く受け止めている。物価動向を綿密に観察し、必要ならば即刻措置を施行できるよう準備する計画」と話した。
続けて「公職者の1時間に5200万時間の価値があるという事実を記憶し、民生と経済回復に向け全力を尽くしたい」と付け加えた。
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