セントルイス戦でメジャーデビュー後初めて三塁打を放った金慧成(キム・ヘソン) [AP=聯合ニュース]
金慧成は9日、米ミズーリ州セントルイスのブッシュスタジアムで行われたセントルイス・カージナルス戦に9番・中堅手で先発出場し、2打数1安打2打点をマークした。今季の打率は4割1分4厘(58打数24安打)に上がり、打点を9に伸ばした。
最初の打席でメジャーで初の三塁打を放った。1-0とリードした2回一死一、三塁で打席に立った金慧成は相手先発の右腕マイケル・マクグリービーの3球目、内角高めのカッターを引っ張った。走者2人が生還する間、俊足を生かして三塁まで進塁した。
4回の2打席目に三振に倒れた金慧成はその後、相手投手が左腕ジョン・キングに交代すると、代打エンリケ・ヘルナンデスと交代してダグアウトに退いた。
守備でも印象的なプレーを見せた。3回二死からメイシン・ウィンが左中間に放った大きな打球を全力疾走して捕球し、フェンスにぶつかった。
金慧成の活躍などでドジャースはセントルイスに7-3で勝利し、ナショナルリーグ西部地区1位を守った。
一方、サンフランシスコ・ジャイアンツの外野手・李政厚(イ・ジョンフ、27)は腰の痛みのため今季初めて2試合連続で先発メンバーから外れた。アトランタ・ブレーブス戦に代打で一度打席に立った8日と違い、この日は最後までダグアウトにいた。
李政厚は今季開幕前の3月中旬にも同じ症状でオープン戦を欠場した。現地の情報によると、痛みの部位に問題がなければ11日から始まるコロラド・ロッキーズ戦から先発に戻るとみられる。
サンフランシスコはこの日、4-3で勝利した。5試合連続で1点差の勝負をつかみ、破竹の5連勝となった。ナショナルリーグ西部地区の順位は依然として3位だが、2位のサンディエゴ・パドレスとのゲーム差がなくなり、首位のLAドジャースとは1ゲーム差を維持した。
この記事を読んで…