京畿道のレミコン工場でミキサートラックがセメントなどを混合したコンクリートを積み出している。[写真 ニュース1]
韓国セメント協会によると、1~2月のセメント出荷量は前年同期より24.8%減った。今年のセメント出荷量は4000万トンを下回るという見通しが出ている。セメント出荷量は1991年から昨年まで34年間にわたり4000万トンを下回ったことがなかった。韓国鉄鋼協会の調べでは、骨組み工事に使う鉄筋生産量は2021年の1041万4000トンから昨年は779万7000トンに25%減った。在庫は同じ期間に35万8000トンから54万2000トンに51%増加した。
サッシ業界大手のKCCとLXハウシスも苦戦している。KCCは石膏ボードやPVCサッシなど建築材部門の営業利益が昨年4-6月期の535億ウォンをピークに下がり続けている。今年1-3月期には建築材の営業利益が225億ウォンで前年同期比49.4%、前四半期比35.6%落ち込んだ。LXハウシスは1-3月期の売り上げが7814億ウォンで前年比8.0%、、営業利益が71億ウォンで78.2%減少した。
高金利と工事費上昇で建設景気沈滞が長引いた影響が大きい。業界関係者は「仕上げ工事段階に投入される建築材の場合、建設景気が好況だった2~3年前に受注した分はすべて尽きた」と伝えた。
家具会社も新しいマンション向けのビルトイン家具納品などが途絶えて売り上げに打撃を受けた。現代リバートの1-3月期売上額は4378億ウォンで前年同期比13.3%減少した。ビルトイン家具売り上げが昨年より23.2%減った。未来アセット証券によると、ハンセムの1-3月期B2B売上額は前年同期比22%減ったと推定される。未来アセット証券のキム・ギリョン研究委員は「B2B部門の実績は新規分譲萎縮により縮小の流れが続き、B2C売り上げも住宅売買取引と消費景気回復遅延余波で減少の流れが続くだろう」と予想した。新規エレベーター設置需要も減少傾向だ。現代エレベーターのエレベーター新規設置売上額は昨年より5%減少した1兆920億ウォンと予想される。
ある建設会社関係者は「建築材の場合、需要が減っても生産に必須で投入される費用があるため、スケールメリットが出せなければ価格が上がることになる。建設会社の立場では後方産業の困難が原価率を低くできない悪循環につながる恐れがある」と懸念する。
後方産業の反騰は来年も容易ではなさそうだ。韓国銀行は2月に今年の建設投資見通しを昨年11月の見通しのマイナス1.3%より1.5ポイント低いマイナス2.8%に修正した。来年の見通しも2.7%から2.5%に引き下げた。大韓建設政策研究院のイ・ウンヒョン研究委員は「いますぐにマンションを作ろうとしても、施工者の受注実績は再来年以降、建築材実績はそれより1~2年後に改善される。後方産業不振はさらに長引きそうだ」と懸念する。
これに対し建築材業界は建設景気の影響を比較的受けにくい新事業の発掘に力を入れている。KCCは人工知能(AI)と自動移動ロボット(AMR)技術を結合した自動運転塗装ロボットの「スマートキャンパス」を通じて物流市場を攻略している。三票グループは自動運転ロボット駐車事業を本格化したし、韓一セメントも主にメンテナンスやリモデリングに使われるドライモルタルブランド「レミタル」を掲げて建設業不況に対応している。
この記事を読んで…