ソウル中央地検ミョン・テギュン疑惑専担捜査チーム（チーム長イ・ジヒョン次長検事）は最近金氏側に公職選挙法および政治資金法違反容疑の被疑者として今週中に検察庁舎に出てくるように出席要求書を送ったことが１１日、確認された。捜査チームは今年初めから金氏側に対面調査の必要性を３回以上打診したが、金氏側が協議に応じないため公式手続きに出た。


金氏は２０２２年３月９日大統領選挙当時、尹錫悦（ユン・ソクヨル）前大統領と共に政治ブローカーのミョン・テギュン氏から世論調査の結果を数十回にわたり無償提供を受けて、その見返りに２０２２年６月再補欠選挙当時に金映宣（キム・ヨンソン）前議員の公薦を助けたという疑惑がもたれている。これに先立ち、昌原（チャンウォン）地検は昨年２月１８日から３月１日まで金氏と金前議員が通話（４回）とテキストメッセージ（７件）で少なくとも１１回以上連絡をやりとりした情況を把握した。これ以外に２０２２年地方選挙時には与党「国民の力」浦項（ポハン）市長・平沢（ピョンテク）市長候補の公薦過程と２０２４年４月総選挙で金相玟（キム・サンミン）元検事の昌原義昌（チャンウォン・ウィチャン）公薦介入疑惑も捜査の対象だ。