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「福島産輸入」糾弾に…韓国与党議員「BSEの次は魚怪談」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

朴大出(パク・デチュル)国民の力政策委議長

韓国最大野党・共に民主党が「福島水産物輸入糾弾大会」を開き、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の対日外交に対する批判を続けると、朴大出(パク・デチュル)国民の力政策委議長は30日、「BSE(牛海綿状脳症)怪談とTHAAD(高高度防衛ミサイル)怪談に続いて北朝鮮発の福島魚怪談か」と批判した。

朴議長はこの日、フェイスブックで「北が自主統一民衆前衛に『福島魚怪談を流布しなさい』という指令を出した後、民主党が『放射能食卓』という横断幕を掲げて嘘の扇動をしている。以心伝心か、それとも『南朝鮮民主党』か」とし、このようにコメントした。

続いて「BSEの思い出が懐かしいのか。2008年に『脳が穴だらけ』と言っていた米国産牛肉は国民が安全によく食べている」と指摘した。


さらに「2017年に民主党議員らが『電磁波揚げマクワウリ』と言って踊りながら歌っていた星州(ソンジュ)マクワウリは、国民が名品マクワウリとして楽しんでいる」とし「すべてが嘘であり、国民の不安感を前面に出した扇動だった」と批判した。

朴議長は「国民の安全は国家が責任を負う」とし「大統領室は今日、『福島産水産物が国内に入ってくることは決してない』と明確にした。尹政権は同じ口で違うことを言わない。『福島産水産物の輸入はない』と言えばない」と強調した。

また「国民は嘘の扇動に流されない」とし「国民は李在明(イ・ジェミョン)代表のための防弾用『恐怖小細工』にだまされない」とコメントした。

日本の共同通信は29日、外交筋を引用し、尹大統領が17日の訪日当時、菅義偉前首相と会談し、福島第1原発汚染水海洋放出問題について「時間がかかっても韓国国民の理解を求めていく」と述べたと報じた。また、この会談に同席した額賀福志郎元日韓議員連盟会長は2011年の福島原発事故後から続いている日本産水産物輸入禁止措置の撤廃も要請したと報じた。

これに対し民主党はこの日の国会で「福島産水産物輸入反対および対日屈辱外交糾弾大会」を開催し、政府の積極的な対応を促した。大会を開催した魏聖坤(ウィ・ソンゴン)議員は「政府と大統領は日本政府に対して情報公開を堂々と要求し、情報公開が検証されるまでは放出をやめさせるべき」とし、「放出をやめなければ国連海洋協約に基づき国際裁判所に提訴して暫定措置を取る」と述べた。

大統領室はこの日午前、報道官室を通じて「日本産水産物の輸入に関連し、国民の健康と安全が最優先という政府の立場に変わりはない」とし「福島産水産物が国内に入ってくることは決してない」と明らかにした。



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