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ロシアの元囚人傭兵の証言「最前線に投入され10人中7人死んだ…即決処分も」

ⓒ 中央日報日本語版

ロシアの民間軍事会社を率いるプリコジン氏が12日、テレグラムに激戦地バフムト近郊クラスナホラのモニュメント前に立つワグネルの傭兵の写真を上げた。[SNS キャプチャー]

米CNNは12日、昨年末にウクライナ軍に捕らえられた元囚人の傭兵捕虜2人をインタビューし、彼らがどんな方法で戦場に送り込まれたのかを報道した。

ロシアの報復の恐れがあるため身元が公開されていないこの捕虜は、ロシアの民間軍事会社ワグナーグループと昨年8月と9月にそれぞれ傭兵契約を締結した。殺人罪で20年の刑を宣告され刑期を半分ほど終えた状況だった1人は「あと10~11年刑務所で過ごすより(傭兵として過ごす)6カ月が良いと考えた。新しい人生を始めたかった」と話した。

ルハンシク州北部の戦略的要衝地であるリシチャンスク方面に投入されたという捕虜は地雷が埋まる森の中で5日間にわたり攻勢を広げなければならなかったとし、「あちこちに埋められた地雷のため森の中では1歩歩くのも難しかった」と話した。彼は「10人中7人が命を失った。近くの人たちが神に祈りを捧げ水を求めて訴え死んでいく状況が5日間続いた」と吐露した。


また、恐怖のため戦闘を拒否したり指示に応じない傭兵は即決処分の対象となった。ある捕虜はウクライナ軍に包囲され捕虜になった時はむしろ安堵する心境だったと話した。

西側情報当局はワグナーグループがウクライナ戦争に投じた元囚人の傭兵が4万~5万人に達すると推定している。



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