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<W杯サッカー>韓国ベント監督、9人の外国人指令塔で唯一ベスト16進出

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

サッカー韓国代表のベント監督が1日にカタールのメディアセンターでポルトガルとのグループリーグ最終戦を控えて会見している。キム・ヒョンドン記者

サッカー韓国代表のパウロ・ベント監督がサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会で指揮を取った外国人監督9人のうちベスト16に進出した唯一の「外国人指令塔」になった。

ベント監督が指揮する韓国は日本時間3日、カタールのエデュケーションシティスタジアムで開かれたグループリーグH組最終戦でポルトガルを2-1で破った。韓国はウルグアイと並んで1勝1敗1分けを記録したが、総得点数で上回りグループ2位でベスト16進出を決めた。

今大会に出場した32カ国のうち外国人指令塔が指揮を取る国は韓国を含め9カ国だった。このうち韓国を除く8カ国はいずれもグループリーグで脱落した。


フェリックス・サンチェス(スペイン)監督のカタール、グスタボ・アルファロ(アルゼンチン)監督のエクアドル、ヘラルド・マルティーノ(アルゼンチン)監督のメキシコ、ジョン・ハードマン(イングランド)監督のカナダ、ロベルト・マルティネス(スペイン)監督のベルギー、エルベ・ルナール(フランス)監督のサウジアラビア、カルロス・ケイロス(ポルトガル)監督のイラン、ルイス・フェルナンド・スエレス(コロンビア)監督のコスタリカまで、いずれもベスト16に上がることができなかった。

ベント監督はまた、W杯本戦で祖国を相手に勝利する珍記録も残した。ベント監督は1992年から2002年のW杯韓日大会までポルトガル代表を務め、2010年から2014年まではポルトガル代表チームを率いた指導者だ。現在ポルトガルの指令塔であるフェルナンド・サントス監督の前任のポルトガル代表チーム監督がベント監督だった。

ベント監督はこの日観客席から試合を見守り、ポルトガルはすでにベスト16進出が確定した状態だったため祖国への申し訳ない気持ちは多少軽減されたものとみられる。

W杯本戦で祖国を相手に勝った監督の最近の事例は2010年にあった。当時ガーナはセルビア出身のミロバン・ラエバツ監督が指揮を取っていたが、ガーナがグループリーグ第1戦でセルビアを1-0で破った。ガーナはグループ2位でベスト16に上がり、セルビアは脱落した。



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