釜山市長が２０日から２３日まで日本を訪問し、２０３０釜山（プサン）国際博覧会（万博）招致活動をする。

日本は１９７０年に大阪、２００５年に愛知で、博覧会国際事務局の登録博覧会を開催した経験を持つ。２０２５年にもまた大阪で登録博覧会を開催する予定だ。アジアで３回の登録博覧会を招致した国は日本が唯一。

日本が国際博覧会開催のノウハウを蓄積しているだけに、２０３０年国際博覧会開催地にどの都市を支持するかが他の加盟国にも影響を及ぼすとみられる。


釜山市は今回の日本訪問で東京都、大阪府、福岡県を訪問し、日本の閣僚や国会議員に２０３０釜山万博への支持を要請する予定だ。朴亨ジュン（パク・ヒョンジュン）釜山市長は２０日、東京都副知事に会って釜山万博への支持を要請した後、在日大韓民国大使館レセプションに出席し、閣僚、国会議員らに２０３０釜山万博広報のための発表をする予定だ。

２１日には２０２５年国際博覧会の招致に成功した大阪を訪問する。大阪府知事、大阪市長に会って国際博覧会の招致に関する話を聞いて、釜山と大阪の交流活性化案を議論する予定だ。２０２５大阪・関西万博が開催される人工島「夢洲」も訪れる。

翌日は第３０回韓日海峡沿岸県市道交流知事会議に出席し、２０３０釜山万博招致への支持を訴える計画だ。朴亨ジュン釜山市長は「日本をはじめ、ＡＳＥＡＮとアフリカ国家も訪問し、今後２０３０釜山万博招致交渉・広報活動に積極的に取り組む」と明らかにした。