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韓国生産技術研究院、日本が輸出規制したフォルダブルディスプレーの核心素材を国産化

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

関連技術を開発した韓国生産技術研究院のホン・ソンウ親環境融合素材研究部門首席研究員

フォルダブルディスプレーのしわの問題を解決する新素材が国産化された。

韓国生産技術研究院は10日、親環境融合素材研究部門のホン・ソンウ博士研究チームが既存のガラス基盤素材の光特性を維持しながらも屈曲信頼性を備えた高強度透明柔軟光学フィルムを開発したと明らかにした。

ディスプレーをたたむと内側には圧縮力、外側には引張力が発生する。繰り返し折りたたむと表面が割れたりしわができる可能性がある。こうした問題を解決できる代表光学新素材がプラスチック基盤の柔軟光学フィルムだ。特に炭化フッ素グループを使った透明ポリイミドはフッ素原子を含みフッ素系ポリイミドに分類されるが、これは日本3大輸出規制品目のひとつだ。


ホン・ソンウ博士の研究チームは光学特性と機械的特性を同時に生かしたフッ素系ポリイミドフィルムの開発に成功した。ポリイミドに体積が大きい炭化フッ素を混ぜ、CTCにより強力に結びついているポリイミドの結合間隔を落として光特性を確保した。

ホン・ソンウ博士は「次世代ディスプレー開発の核心素材であり国産化が急がれる素材という点でフッ素系ポリイミドに注目した。確保した成果を基にローラブル、ウェアラブル、ストレッチャブルなどフレキシブルディスプレー全般に使える素材開発にまい進したい」と話している。



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