電気自動車用車載バッテリーのサブスクサービスを許容する案が推進され「半額電気自動車」がいつごろ出てくるのかが関心事だ。ただ月単位でバッテリー料金を払うと電気自動車の維持費上昇は避けられない見通しだ。
国土交通部は1日、先月28日に国土交通規制改革委員会第2回会議を開き、バッテリー所有権を別途に認める内容を含んだ規制改善案を審議・議決したと明らかにした。規制改革委は年内に自動車登録令を改正し、バッテリー所有者が自動車と異なる場合、その事実を自動車登録台帳に記載できるよう規定を変える方針だ。最近与信専門金融業界を中心に構想中の「バッテリーサブスク」サービスの規制を緩和する措置だ。
電気自動車でバッテリーは核心装置であり車両出庫価格の40%ほどを占める。バッテリーサブスクサービスが出てくれば電気自動車購入費用は半分以下に低くできる。例えば価格が4530万ウォン(約458万円)の起亜「ニロEV」の場合、政府・自治体の補助金1000万ウォン(平均)を使って現在3530万ウォンで買えるが、ここからバッテリー価格2100万ウォンを差し引けば1430万ウォンに低くなる。
こうした案は昨年7月に関係官庁が合同で出した「2030二次電池産業発展戦略」に盛り込まれた。報告書によると、韓国政府はタクシーやバスなど年間走行距離が7万キロメートル以上で2~3年以内にバッテリー交換が必要な事業にレンタルサービスをまず導入する予定だ。
中国のバッテリーメーカーCATLはバッテリー交換事業をすでに始めている。現地メディアによると、CATLは車載バッテリー交換サービスブランドの「EVOGO」を1月に出した。ドライバーはスマートフォンのアプリケーションを活用し自身が希望する場所で充電されたバッテリーを交換すれば良い。バッテリーサブスクは月399元(約7800円)で走行200キロメートルを保障する。
韓国の業界では、韓国で実際にバッテリーサブスクサービスが始まれば毎月の料金が30万ウォンを超えるとみている。ニロEVのバッテリーが2100万ウォンとすると、廃バッテリー価格は30%の700万ウォン水準だ。乗用車のバッテリー交換周期が最大4年である点を考慮するならば最初の価格から廃バッテリー価格を除いた1400万ウォンを48カ月で割り概ね29万ウォンという月間サブスク料金が弾き出されることになる。ブランド、車種、バッテリーの種類によりサブスク料金は変わることもある。
韓国でもPMグロウのような車載バッテリーリサイクル業者がサブスクサービスを準備している。PMグロウはサムスンSDIとKB証券などから投資を受けた。
ただし業界ではCATLのようにバッテリーを交換する施設まで備えるには自動車メーカーと政府の支援が必要だと口をそろえる。韓国電気車協会のキム・ピルス会長は「サブスクサービスが電気自動車に対する価格のハードルを下げることができる」としながらも「自動車メーカーはバッテリー性能とデータをさらに公開し、政府は規制改革を早くすべき」と助言した。
国土交通部は1日、先月28日に国土交通規制改革委員会第2回会議を開き、バッテリー所有権を別途に認める内容を含んだ規制改善案を審議・議決したと明らかにした。規制改革委は年内に自動車登録令を改正し、バッテリー所有者が自動車と異なる場合、その事実を自動車登録台帳に記載できるよう規定を変える方針だ。最近与信専門金融業界を中心に構想中の「バッテリーサブスク」サービスの規制を緩和する措置だ。
電気自動車でバッテリーは核心装置であり車両出庫価格の40%ほどを占める。バッテリーサブスクサービスが出てくれば電気自動車購入費用は半分以下に低くできる。例えば価格が4530万ウォン(約458万円)の起亜「ニロEV」の場合、政府・自治体の補助金1000万ウォン(平均)を使って現在3530万ウォンで買えるが、ここからバッテリー価格2100万ウォンを差し引けば1430万ウォンに低くなる。
こうした案は昨年7月に関係官庁が合同で出した「2030二次電池産業発展戦略」に盛り込まれた。報告書によると、韓国政府はタクシーやバスなど年間走行距離が7万キロメートル以上で2~3年以内にバッテリー交換が必要な事業にレンタルサービスをまず導入する予定だ。
中国のバッテリーメーカーCATLはバッテリー交換事業をすでに始めている。現地メディアによると、CATLは車載バッテリー交換サービスブランドの「EVOGO」を1月に出した。ドライバーはスマートフォンのアプリケーションを活用し自身が希望する場所で充電されたバッテリーを交換すれば良い。バッテリーサブスクは月399元(約7800円)で走行200キロメートルを保障する。
韓国の業界では、韓国で実際にバッテリーサブスクサービスが始まれば毎月の料金が30万ウォンを超えるとみている。ニロEVのバッテリーが2100万ウォンとすると、廃バッテリー価格は30%の700万ウォン水準だ。乗用車のバッテリー交換周期が最大4年である点を考慮するならば最初の価格から廃バッテリー価格を除いた1400万ウォンを48カ月で割り概ね29万ウォンという月間サブスク料金が弾き出されることになる。ブランド、車種、バッテリーの種類によりサブスク料金は変わることもある。
韓国でもPMグロウのような車載バッテリーリサイクル業者がサブスクサービスを準備している。PMグロウはサムスンSDIとKB証券などから投資を受けた。
ただし業界ではCATLのようにバッテリーを交換する施設まで備えるには自動車メーカーと政府の支援が必要だと口をそろえる。韓国電気車協会のキム・ピルス会長は「サブスクサービスが電気自動車に対する価格のハードルを下げることができる」としながらも「自動車メーカーはバッテリー性能とデータをさらに公開し、政府は規制改革を早くすべき」と助言した。
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