尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領が盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領について「韓国政治の本当に残念で悲劇的なこと」と話した。

尹大統領は２３日、ソウル・竜山（ヨンサン）の大統領室への出勤途中に盧元大統領追悼式のメッセージ内容について問う取材陣に「権良淑（クォン・ヤンスク）夫人を慰労する言葉を入れた」としてこのように明らかにした。

この日午後、慶尚南道金海（キョンサンナムド・キムヘ）の烽下（ポンハ）マウルでは盧元大統領１３周忌追悼式が開かれる。追悼式には文在寅（ムン・ジェイン）前大統領が５年ぶりに出席する予定だ。また、李在明（イ・ジェミョン）総括選挙対策委員長ら民主党指導部と党所属議員が大挙参加する。与党「国民の力」からは李俊錫（イ・ジュンソク）代表と権性東（クォン・ソンドン）院内代表が、大統領室からは金大棋（キム・デギ）秘書室長と李珍福（イ・ジンボク）政務首席秘書官らが参加する。


尹大統領はこの日出勤途中で鄭鎬永（チョン・ホヨン）氏の保健福祉部長官任命の可能性については「時間がもう少し必要なようだ」と言葉を控えた。

彼は同日午後に予定されたインド太平洋経済枠組み（ＩＰＥＦ）高官級テレビ会議出席と関連しては「インド太平洋連盟で経済通商と関連した広範囲なルールを作る過程。われわれが当然参加すべきもので、ルールを作る過程でわれわれが抜けるならば国益に影響が多く出るだろう」と言及した。