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プーチン大統領が独首相に屈辱与える? 「カーリングするのか」との嘲笑にもまた5メートル離れて会談

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

プーチン大統領

ドイツのショルツ首相と会ったロシアのプーチン大統領がまた5メートルのテーブルで首脳会談をした。

プーチン大統領は15日、モスクワのクレムリンでショルツ首相と会い、長さ5メートルのテーブルの両端に座って首脳会談を進めた。プーチン大統領は7日にフランスのマクロン大統領と会った際も同じテーブルに座って会談し注目を集めた。当時ロイター通信は、マクロン大統領が新型コロナ検査を受けるようにというクレムリンの要請を拒否したためロシアが距離をあけたものと報道した。この奇異な風景を見た人々の間では「カーリングをしても良さそうだ」「シーソーテーブル」などの嘲笑が広がったりもした。英紙ガーディアンは相手に屈辱感を与えられる物理的な構図でプーチン式の権威の誇示だと解説した。

プーチン大統領はこの日、ショルツ首相とウクライナをめぐるロシアと西側諸国の緊張緩和案を話し合った。プーチン大統領は会談後の共同記者会見で「われわれが戦争を望むだろうか」と自問した後、「当然違う。これがわれわれが交渉を提案した理由」と話した。


プーチン大統領の「戦争を望まない」という発言はバイデン米大統領の「16日に攻撃の可能性」、ジョンソン英首相の「48時間以内の侵攻の可能性」の言及後に出てきたもので注目される。

プーチン大統領はウクライナ危機と関連した見通しに対し、「ロシアは状況展開に基づいて行動するだろうが、西側パートナーらとの合意を望む」と繰り返し強調した。その上で中短距離ミサイル問題を含めた安全保障問題について対話する準備ができていると話した。彼はまた、ウクライナのNATO加盟問題と関連してすぐに外交的交渉を通じて結論を出すことを望むとの考えを明らかにした。

プーチン大統領はまた、バルト海の海底を通過してロシアとドイツを結ぶガスパイプラインの「ノルドストリーム2」に対し、これが稼動することを期待すると明らかにした。彼はこのガスパイプライン事業は徹底的に経済的で親環境的なプロジェクトだと強調した。また、西側で需要があればウクライナを経由して欧州に向かうガスパイプラインも使い続けるだろうと付け加えた。

ショルツ首相も「(ウクライナ危機解決に向けた)外交的可能性はまったく使い果たされていない。一部(ロシア)部隊が(ウクライナ国境地帯から)撤収したという知らせは良いシグナルだ。われわれはさらに多くの知らせが続くことを希望する」と話した。彼は「欧州の持続的安全保障はロシアに反するのではなくロシアとともにする時だけ可能だ」と強調した。



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