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【コラム】危機は危機だ=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

イム・チャンヒョク/政治部次長、弁護士

「転換的危機を再跳躍の機会として成長を回復させ世界経済を先導しなければならない」。

与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)大統領候補が先月24日の中央フォーラムの基調演説でした話だ。李候補は「危機は機会だ」という個人的信条を7月1日の出馬宣言当時からキャンペーンメッセージの骨子としている。

危機論は「帝王」を夢見る彼らのおなじみのメニューだ。危機感は権力集中の心理的前提になりうる。2007年の李明博(イ・ミョンバク)元ソウル市長も、2012年の朴槿恵(パク・クネ)元セヌリ党非常対策委員長も、2017年の文在寅(ムン・ジェイン)元民主党代表も、出馬宣言で国の「危機」を取り上げた。


李候補の出馬宣言文には「危機」という言葉が16回出てくる。パンデミックとその派生混乱という客観的危機と、自身のストロングマン性向を組み合わせるのが有利だという計算に従ったものだろうが、李候補の危機論は妙だ。危機叙事が社会的・政治的成長史に根ざしているという点のためだ。

小説家Aさんが実際の著者とされる『人間李在明』には、少年工時代から彼が突破してきた危機が息つく間もなく続く。研摩機で手首を負傷して工場の仕事を辞める危機、父親の反対で中卒検定試験をあきらめる危機などなど。非主流というハンディキャップと多くの非難を乗り越えて城南市(ソンナムシ)の市長と京畿道(キョンギド)の知事に当選した彼に「危機は機会」という言葉は修辞ではなく経験則に近い。「炭素ゼロ社会」も、米中対立も、さらにはパンデミックも、彼に「機会」に見える理由だ。

そうした経験則にひびが入ったのは最近だ。候補選挙戦中盤以降にふくらんだ大壮洞(テジャンドン)開発特恵疑惑を「自分の成果と実力を広報する機会」と認識したのが禍根だった。機会に反転するどころか危機は大きくなり長期化した。20日に李候補は「大壮洞疑惑も『私がクリーンならば良いだろう』という考えから多くの収益を市民にお返ししたという部分だけ強調し、不当利得に対する国民の虚しい気持ちに思い至らなかった」という反省文をSNSに上げた。

その後10日にわたり続いてきた李候補の反省がまだ及んでいない地点は「危機は機会」という経験則そのものだ。人生で危機が機会に変わる魔法を繰り返し経験した人が何人いるだろうか。危機は身の処し方により失敗や苦難につながったりする。危機に処した多くの国民が「危機は機会」と叫ぶ候補にまだ信頼より不安を先に感じる理由は、もしかすると「すべての危機=機会」という等式を強弁する姿勢そのものにある。これに共感するには国民はとてもよくわかっている。パンデミックのような不確実性あふれる危機は一刀のもとには解決されないということ、ある危機には突破ではなく管理が最善の応戦ということ、ある者の機会は他のだれかが経験する危機の代価であるかもしれないということを。

イム・チャンヒョク/政治部次長、弁護士



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