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韓国8月のモデルナワクチン供給、計画50%も満たせず…接種間隔4週から6週に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

忠清南道鶏龍市(チュンチョンナムド・ケリョンシ)のある病院で50代の市民が医療スタッフからモデルナワクチンの接種を受けている。フリーランサー キム・ソンテ

韓国政府が米国モデルナ社から今月供給を受ける新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンの物量が予定された物量の半分以下に減る。生産問題の影響を受けた。このため緊急にファイザー・モデルナワクチンの1・2次接種の間隔を4週から6週に変更した。2つのワクチンは7-9月期の主力だ。接種間隔が延びた分、コロナ感染リスクにさらされる期間が長引くことになり、11月の集団免疫獲得にもそれだけ支障が懸念される。

政府は「モデルナが8月に計画されていた供給物量の半分以下のワクチン物量を供給する予定」とし「これに対してファイザー・モデルナの接種間隔を6週まで延長して実施する」と明らかにした。

当初、モデルナの8月供給物量は850万回分だった。だが425万回分も受けられなくなり、政府は不足分を埋めるために接種間隔を2週も延長した。ただ、高3生徒・高校教職員・その他大学受験生は従来の接種間隔を維持する。教育・保育従事者は5週間隔に調整された。


政府関係者は「モデルナ社はワクチン供給問題が世界的なものと説明して供給支障に対して謝罪した」とし「韓国に約束された物量を供給するために最善の努力をつくすと約束した」と説明した。韓国政府はモデルナ社に直ちに抗議したという。保健福祉部の姜都泰(カン・ドテ)第2次官を代表とする韓国公式代表団を派遣し、今般の供給遅延に対して強い遺憾を表わし、ワクチンの早急な供給方案を求める予定だ。

モデルナの供給支障は今回だけではない。これに先立ち、モデルナは欧州製造の工程に問題が発生して7月分の残りの供給物量196万回分を8月に繰り越ししたことがある。この時、韓国政府は「8月の導入物量は問題ない」と強調した。8月に予定された物量に上乗せして供給される予定だと説明した。だが、今回のことで供給が再びずれ込むことになった。



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