俳優キム・ヨンゴン（７５）が３９歳年下の女性Ａさん（３６）から堕胎強要未遂容疑で訴えられた。

警察などによると、Ａさんは先月末に堕胎強要未遂容疑などでキム・ヨンゴンに対する告訴状を瑞草（ソチョ）警察署に提出した。Ａさんは最近告訴人調査まで終えた状態だ。

キム・ヨンゴンとＡさんは２０１８年にあるドラマの打ち上げで初めて会い良好な関係を続けてきたという。


その後４月にＡさんが妊娠の事実を伝えてから２人の間に不和が生じたという。Ａさんはオンラインメディアの「ディスパッチ」に、キム・ヨンゴンが出産に反対の意向を示したとし、「堕胎はありえないこと」と明らかにした。キム・ヨンゴンを告訴することになった背景についても「利己的であり無責任と考えたため」とＡさんは話した。

これと関連しキム・ヨンゴンは最近までＡさんに「出産を支援して責任を取る」という意向を何度も伝えていたため、Ａさんの告訴は全く予想できなかったとの立場だという。

キム・ヨンゴンの弁護人はスポーツ朝鮮に「告訴人Ａさんに最善の出産支援をし養育の責任を全うするとの意思を伝えたが、Ａさんから返答がなく連絡も受けなかった。Ａさんに責任の意思を伝えて答を待っていたがこのように突然告訴してきて残念だ」と話した。

これに対してＡさんの法律代理人ソン・ジョンムン弁護士は「（キム・ヨンゴンの）真意がよくわからない。（告訴人は）子どもを安全に出産したがっている」として法的対応を続ける意向を示した。

キム・ヨンゴンは１９６７年にＫＢＳ第７期公開採用タレントでデビューし、５０年にわたり活動しながら人気を得てきた。俳優ハ・ジョンウとは親子の関係だ。