東京オリンピック（五輪）開催に反対して聖火リレーの走者に向けて水鉄砲を発射した５０代の日本人の女が警察に現行犯で逮捕された。

５日の朝日新聞など現地メディアによると、茨城県警は４日午後７時ごろ茨城県水戸市で聖火リレーをする７０代の男性走者に水鉄砲で液体をかけた疑いで、５３歳の女を現行犯逮捕した。

容疑者は「オリンピック反対。五輪やめろ」と叫んでいたことが把握された。当時の状況が入った映像がＳＮＳに登場すると、照会数は２００万回を超えた。


容疑者が水鉄砲で発射した液体の成分は具体的に伝えられていない。けが人はなかった。警察はこの女を威力業務妨害の疑いで逮捕した後、経緯を調べている。女は容疑を認めているという。

日本国内では新型コロナ感染拡大を懸念して東京五輪開催に反対する声が続いている。反対デモが広がる中、天皇も宮内庁の西村泰彦長官を通じて憂慮を表した。