韓国の輸入車市場で米国車が日本車より多く販売された。

韓国自動車産業協会が２７日に明らかにしたところによると、昨年米国車ブランドは韓国の輸入車市場で４万６０００台（１５．２％）を販売し、２万１０００台（７．０％）を販売した日本車ブランドを抜いて２位となった。

日本車販売台数は日本政府がホワイト国から韓国を除外した措置の影響で２年連続減少した。２０１８年に４万６０００台でピークとなった後、２０１９年には３万７０００台に減少した。


これに対し米国車の販売台数は韓米ＦＴＡにともなう乗用車の関税撤廃の影響などで価格競争力が向上し、２０１７年から４年連続増加している。

ＫＡＭＡのチョン・マンギ会長は「過去に米国は韓国の自動車市場が日本市場と同じように閉鎖的という認識を持っていたが、最近では米通商代表部（ＵＳＴＲ）が国別の貿易障壁報告書を通じ韓国内の米国車販売増加に対し肯定評価するなど認識が大幅に改善される状況。両国は自動車だけでなく半導体、バッテリー、ＡＩなど未来車関連の多様な分野で研究開発とクロス投資の拡大など協力をさらに強化していく必要がある」と話した。