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【コラム】動く韓国大統領選版図…楚漢志? 三国志? 列国志?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

17日、国会で宋永吉(ソン・ヨンギル)共に民主党代表と握手する李俊錫(イ・ジュンソク)国民の力代表(右)。 [中央フォト]

「楚漢志に例えるなら、劉邦のように庶民出身の李在明(イ・ジェミョン)知事が結局、貴族出身の項羽のような尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検察総長に勝つだろう」。

李在明京畿道(キョンギド)知事陣営から出ている、希望を込めた大統領選挙シナリオだ。秦始皇の死後にまた天下覇権をめぐり群雄が割拠した秦末期と来年の大統領選挙を単純比較した仮説とみられる。四面楚歌状態となった項羽の垓下の歌を思い出させる政治脚本だ。

「李俊錫(イ・ジュンソク)現象」で政権交代の期待感が高まっている保守陣営は反論するかもしれない。実際、両者の対決を仮定した世論調査で5月中旬以降は尹前総長がリードしている状況だが、李知事が結局は状況を覆すという主張を保守陣営は不快に思うだろう。


しかし来年3月の大統領選挙までまだ8カ月以上の時間が残っているうえ、変数も数えきれないほど多いため、今の時点ではどの結果も断言しがたい。誰がなろうと党内外で越えるべき峠が多い。小さなイシュー1つでも世論が敏感に反応して揺れ動く状況で、誰も楽勝を話すのは難しい。

最近まで世論調査1、2位という理由で楚漢志のような対決が再現されるとみるシナリオはどこまで妥当だろうか。別の人物が急浮上すれば、三国志や列国志の構図に再編される可能性はないだろうか。

慶尚北道安東(アンドン)の火田民の村で育った李知事は劉邦のように貧しい家庭出身だ。一方、尹前総長は親が教授の中産層で生まれ、ソウル大法学部と司法試験を経て検察総長までエリートコースを歩んだ。しかし表面的に似たいくつかの要素を除けば、2人の法曹人を劉邦と項羽として単純比較することはできない。

劉邦は劇的に項羽に勝利して天下を握った後、大風歌を歌った。劉邦は自身が中国史上初の平民出身の皇帝になった秘訣を人材重用リーダーシップで説明した。すなわち劉邦自身は軍需行政能力が蕭何ほどでなく、知略は張良に、戦争は韓信に及ばないとし、三不如を主張した。

李知事は劉邦のように最高の人材を集めたのか、人材を十分に活用するスタイルかはまだ確認されていない。少年労働者出身で高校・大学入学資格検定試験と司法試験を通過し、市民運動に参加した弁護士の経歴を生かして、城南(ソンナム)市長と京畿道知事に当選した立志伝的な成功ストーリーがある。しかしその過程で個人技で多くの峠を越えながら万機親覧型になったという声が聞こえる。

劉邦は項羽について「側近の范増さえ重用しなかった」とし、張良は「項羽は自分の能力だけを信じた」と酷評した。尹前総長の周囲にはソウル法学部と検察出身者など各界のエリートが集まっている。あるチュンアム高の同期生は「当時、大学入試優秀班で尹錫悦が難しい数学の問題を最もよく解いた。それだけ緻密で慎重な性格」と伝えた。しかしチョ・グク事態を経験しながら、尹前総長のリーダーシップがエリートの独断にとどまるのか、人材を重視して包容するかは検証の対象だ。

次期大統領選挙は2者が争う「新楚漢志」様相に流れることも、多者構図に急変することも考えられる。「ダークホース」崔在亨(チェ・ジェヒョン)監査院長が近く出馬を決断するという見方が出ている。その場合、天下大勢は諸葛亮の天下三分の計が必要な「新三国志」に変わることもある。従来の与党の走者(李洛淵、丁世均、朴用鎮)と野党の潜竜(劉承ミン、元喜龍、洪準杓)が浮上すれば春秋戦国時代の「新列国志」様相に向かうこともある。

昔も今も民心が天心だ。結局、大統領選挙の行方は民心がどこに向かうかによって決まるだろう。昔から民心は暮らしの問題、すなわち民生を最も重視する。不動産失政でマイホームの夢を失って絶望する家庭、生計を解決する雇用がなくさまよう青年世代、恋愛も結婚も出産も放棄した若い男女を苦痛から救う「本当の英雄」は誰なのか。左右両極端に分かれた国を統合するビジョンと力量を備えた指導者は誰か。

誰であれ来年3月9日夜に笑うためには、こうした核心質問に明確で実質的な解決法を提示しなければいけない。単に大きな権力への貪欲から大統領選挙に飛び込めば、従来の名声も崩れて世間の笑い者になるかもしれない。意味なく明滅した多くの流星を見ながら宇宙の理と歴史の警告を読むべきだろう。

チャン・セジョン論説委員



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