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「吐き気がする」「熱が出た」…ソウル、ワクチン異常反応で13人救急搬送=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ソウル消防災難本部は2日までに新型コロナワクチン接種後に異常反応が出た患者13人を搬送した。[写真 ソウル消防災難本部]

ソウル消防災難本部はワクチン接種で異常反応が出た場合、医療機関に搬送する。[写真 ソウル消防災難本部]

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン接種後、ソウルで13人以上に異常反応が出て、病院に搬送されたことが分かった。異常反応が出た人達は、吐き気や頭痛、発熱などの軽微な症状を訴えた。

ソウル消防災難本部は「先月26日の新型コロナワクチン接種後、2日までに異常反応で計13人を病院に搬送した」と3日、明らかにした。

ソウル市によると、3日午前0時基準の新型コロナワクチン接種者は8345人。全対象者のうち療養病院の33.6%、介護施設の16.9%が新型コロナワクチンを打った。ソウル市の関係者は、「2日、異常反応は12件増加した」とし「予防接種後に見られる頭痛、発熱などの軽症だった」と明らかにした。ソウル市が集計した異常反応の申告件数は27件だ。


ワクチン接種後、病気に関する相談も14件受け付けた。大半が筋肉痛や悪寒などの軽い症状についての問い合わせだったことが分かった。ソウル市はソウル総合防災センターを通じてワクチン接種異常反応を含め、119番通報受理時に適切な応急処置指導を行っている。

ソウル消防災難本部は接種による救急医療資源情報をリアルタイムで把握し、ワクチン関連の患者搬送システムを運営していると説明した。区庁(区役所)保健所では、消防署に予防接種の場所、時間、人員などの情報をリアルタイムで提供し、接種後に異常反応が出た場合は、直接119番に連絡するようにしている。救急隊が出動して初期応急処置をした後、異常反応の患者は保健所と提携している医療機関に搬送される。

ワクチン接種後に帰宅してから異常反応が出た場合に備え、24時間の医療相談も行う。ソウル消防災難本部は「市民が安心して接種できるように接種場所の火災予防対策も推進し、特別管理している」とし、「アストラゼネカ製ワクチンの接種開始後に異常反応が出た患者13人のうち1人は接種後に観察室で待機している間に頭に怪我をして病院に搬送したもので、ワクチン接種とは無関係だ」と説明した。

崔泰栄(チェ・テヨン)ソウル消防災難本部長は「新型コロナワクチンの接種は、日常と安全を取り戻すための第一歩」とし、「ソウル消防の迅速な緊急搬送と災害事故対応システムにより新型コロナワクチン接種政策を積極的に推進する」と述べた。



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