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文大統領のワクチン第1号接種を防ごうと「私が先に」自任した与党議員

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

与党「共に民主党」の高ミン廷(コ・ミンジョン)議員が、2019年12月に青瓦台報道官として活動していたときの様子。中央フォト

共に民主党の高ミン廷(コ・ミンジョン)、キム・ヨンミン、キム・ナムグク、朴柱民(パク・ジュミン)議員の間で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のワクチンを先に打つという宣言が23日、続いている。いわゆる「#腕_まくりました」チャレンジを通じてだ。

26日、接種が始まるアストラゼネカ(AZ)のワクチンに対する不信が続いている中、野党の「文在寅(ムン・ジェイン)大統領のAZ第1号接種」攻勢を遮断するために「護衛武士」を自任して出た。

国民の力はAZのワクチンに対する国民的不安を解消するためにも文大統領が率先する必要があるという立場だ。特に、文在寅政府がモデルナ・ファイザーのような安全性の高いワクチンの確保に失敗したという点を強調している。


このような状況で与党のイ・ソヨン議員がこの日午前、スタートを切った。彼は自身のフェイスブックに「ワクチンの優先接種の順番を決めた状況で『大統領(または他の誰か)が先に打つ』ことに対してどうのこうのするのは、政府の防疫対策の信頼を落として混乱をもたらすだろう」と主張した。

初当選の高ミン廷議員も「大統領を引き込んで、まるで不安感のために接種できないように政争化させてはならない」とした。

朴柱民、イ・ジェジョン、ホン・ジョンミン議員など初・再選議員も自身のフェイスブックに「国内の新型肺炎ワクチンの接種が今週金曜日に始まる」「ワクチン接種は原則通り、次々と進められるべきだ」「すでに接種対象者の中でワクチンを打つという人が約93%だ」などの文章を書いて支持を示している。文章が違うだけで構成と内容はほぼ似ている。

文末にはハッシュタグで「#不信_の代わりに_ワクチン」「#ワクチンは_科学」「#皆の_ための_ワクチン」「#vaccine_4_all」「#腕_まくりました」などをつけた。

ネットユーザーの間では「AZのワクチンの安全性が論議を呼んでいるが、AZには言及せずワクチンを先に打つと出るのは滑稽だ」「議員が出てワクチンの不安感を解消するのは望ましい」などに意見が分かれた。



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