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【中央時評】「恥のDNA」がない政権=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

【中央時評】「恥のDNA」がない政権

チョ・グク・尹美香(ユン・ミヒャン)・秋美愛(チュ・ミエ)問題の暗いトンネルを過ぎると、今度は金命洙(キム・ミョンス)問題だ。恥を知らないというのが共通点だ。全国民が見守る中、当然のように嘘をつき、実体が露呈すると言い逃れに汲々とする。あの時は知らなかった、記憶が確かでない、私がやらせたわけではない。ダ・カーポのように繰り返されるくだらない釈明は退屈なばかりだ。

「国会弾劾問題で林成根(イム・ソングン)釜山(プサン)高裁部長判事の辞表を受理することができないと言ったことはない」という答弁書が嘘だということが露呈した日、金命洙大法院長(最高裁長官)は自身の「おぼろげな記憶」のせいにした。「9カ月前の不確かな記憶に頼った」と。覚えていないだけで嘘ではない?チョ・グク(元法務部長官)問題のデジャヴだ。

娘の東洋(トンヤン)大学総長の表彰状は「総長が発行を委任してくれた」と言っていた嘘は妻のチョン・ギョンシム教授の偽造劇と判明した。甥の私募ファンド介入の事実も露呈した。それなのに「私募ファンドについてほとんど何も知らずに、コリンクから受け取った通りに回答したもの」であって「嘘ではない」と弁解した。秋美愛元法務部長官は、補佐官に軍幹部の電話番号を渡し、「(息子の)休暇問題を対処した」という報告まで受けても「電話番号は渡したが、指示したわけではない」という詭弁を述べた。横領の疑いで起訴された尹美香議員(民主党)は流用されたお金は米国留学中の娘に渡ったという疑惑に反論し、「子供は質素で、学校まで歩いて通った」という武侠小説レベルの荒唐無稽な言い訳を並べ立てた。


恥を知らない厚顔無恥のような行動だ。人間が犬・豚と区別されるのは恥を知っているという点だ。法を犯し道徳から外れた逸脱行為が他人に、特に公衆にさらされたときに恥を感じるのが自然な感情だ。『菊と刀』の著者である文化人類学者ルース・ベネディクトは西欧文化のルーツが神や人間の内面に対する罪悪感にある反面、東洋文化のルーツは体面を失うことに対する羞恥心にあると分析した。羞恥心の受け止めきれない重さに押しつぶされたとき、往々にして極端な選択(自死)につながる理由だ。だから、体面を整え恥を知る心こそ、他人にもまれて共同体を構成して生きて行かなければならない人間社会の形成の要なのだ。

それだけではない。春秋時代の斉の名宰相・管仲は「過ちを隠さず恥ずかしいと思う心」が国を支えるために重要な徳目とした。国家を永続させる4つの縄(礼・義・廉・恥)があり、そのうち1本が切れると国が傾き、2本切れると危うくなり、3本切れると覆り、4本切れると滅亡すると警告した。

しかし、キャンドル革命で生まれた文在寅(ムン・ジェイン)政府の執権勢力には「恥のDNA」がないようだ。「私が辞表を受理したら国会で何を言われることか」。耳を疑うこの衝撃発言の主人公が、裁判所の独立性の確保を第一の使命とする大法院長という事実も驚きだが、嘘がばれた後も恥知らずの図々しさが国民を驚愕させている。検事が善悪を判断する職業ならば、裁判官は嘘を見分ける職業だ。権力とは宿命的に緊張関係だ。三権分立の発明者モンテスキューが説くように、「権力を持つ者は皆、それを濫用するようになっている」ためだ。だから、法で大法院長の任期を決め、立法・行政権力の濫用と誘惑から裁判所の独立性を保つように安全装置を置いたのだ。金命洙大法院長は、この神聖かつ厳重な使命に背いた。保身に汲々とし、裁判所を与党の「庇護」を受ける奉公人の身分に貶めたという非難を買う理由だ。こんな屈従はない。これは法治が回復し、裁判所が司法の正義を守る最後の砦となることを信じてキャンドルを手にした、「文在寅保有国」を誕生させた国民に対する裏切り行為だ。

誰もが過ちを犯す可能性がある。政治も同じだ。しかし、恥を知れば、悔い改めるようになる。恥を知らなければ、反省も謝罪もない。この政権がとりわけ謝罪を渋る理由だ。「辞任せよ」という野党議員の面前で、金大法院長は「より良い裁判所のために頑張る」と言ったという。欠乏した「羞恥心」代わりに「貪欲」で満たされている。「背負った荷をむやみに下に置くことができない」(チョ元長官)、「揺るぎなく責任を全うすることが私の運命的責務だ」(秋元長官)、「(慰安婦の)おばあさんの意志を実現できるよう、より一層努力する」(尹議員)。何度も見てきためまいのするデジャヴだ。

体面と恥を知る心があってこそ、信頼が芽生える。信頼があってはじめて、大きな仕事に挑戦できる。政も同じだ。ところが今、この国は指導層という執権勢力が先頭に立って信頼を崩している。法を犯し嘘をついても羞恥心を感じない。むしろ長官・国会議員のような高位職に就く。きらびやかなレトリックと化粧術で大衆の目を欺き、権力を得ることはできるかもしれない。しかし、国民の心を得ることはできない。信頼がなければ国は一歩も未来に進まない。それが観衆の警告だ。

イ・ジョンミン/論説室長



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