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拿捕37日目…イランで拘束の韓国人船員のうち1人が帰国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

先月12日、韓国タンカー拿捕問題でイランを訪問し、イランのヘクマトニア法務次官に会った崔鍾建(チェ・ジョンゴン)外交部第1次官(左)。 [イラン政府ホームページ キャプチャー]

イランで拘束されていた韓国化学運搬船「韓国ケミ号」の船員の1人が解放されて韓国に帰国したことが確認された。

韓国外交部は11日、韓国ケミ号の韓国人船員1人が前日午後、健康上の理由で帰国したと明らかにした。先月4日にイスラム革命防衛隊が韓国ケミ号を拿捕してから37日目、韓国人船員が初めて帰国したのだ。

韓国ケミ号の船会社側は現在、他の船員らの下船・帰国希望意思などを確認しながら関連協議を進めている。船舶と貨物の管理などのため必須人員が必要な点を考慮し、代替人員が確保されれば他の船員の帰国を段階的に進めていく予定だ。


外交部当局者は「船員の下船計画が決まりしだい、帰国希望船員がテヘランに移動し、PCR(遺伝子増幅)検査などの過程を経て帰国できるよう領事助力を提供する計画」と明らかにした。

韓国国籍船の韓国ケミ号は先月、ホルムズ海峡のオマーン近隣海域でイスラム革命防衛隊に拿捕された。この船には船長、1-3等航海士、機関長など韓国船員5人、ミャンマー人11人、インドネシア人2人、ベトナム人2人が乗船していた。

イラン政府は2日、船長1人を除いた残りの船員を解放すると発表し、在イラン韓国大使館の現場支援チームは翌日、ラジャイ港に停泊する韓国ケミ号に乗船して船員と面談した。



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