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「慰安婦判決」招いた後に離れる韓国大使…菅首相は面会すらしなかった

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

南官杓(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使

菅義偉首相が、韓国に発つ南官杓(ナム・グァンピョ)駐日本韓国大使と面会すらしなかった事実が明らかになり、外交欠礼という指摘が出ている。

17日、日本民間放送のTBSは「(南官杓大使の)離任を前に調整が続いていた菅総理との面会は見送られた」と報じた。南大使は菅首相と会えないまま、前日午後に日本を離れた。通常、韓国大使が離任する時には日本首相と面会することが慣例だった点を考慮すると、極めて異例の措置だ。

旧日本軍「慰安婦」被害者に対して日本政府が賠償しなければならないという最近の韓国裁判所の判決などを考慮し、菅首相と南大使との面会が見送られたと複数の政府関係者は伝えた。今月8日、「慰安婦」被害女性らが日本政府を相手取って起こした損害賠償請求訴訟1審で、韓国裁判所が慰謝料賠償の判決を下すと日本外務省は南大使を呼んで抗議したことがある。


22日に日本着任を控えた姜昌一(カン・チャンイル)新任駐日韓国大使は、菅首相が南大使との離任面会を拒否したことに対して「欠礼ではないかと思う。なぜ挨拶できなかったのか、会えなかったのか分からない」と指摘した。

これは文在寅(ムン・ジェイン)大統領が今月14日、離任する冨田浩司駐韓国日本大使を青瓦台(チョンワデ、大統領府)で面会したこととは対照的だ。文大統領は「韓日両国が建設的かつ未来指向的な関係を早期に復元していく必要がある」と述べた。

この日、姜氏は記者団との映像懇談会で「韓日関係正常化と両国協力体系の強化のために力を尽くしてほしいという文大統領からのお言葉があった」とし「文大統領が菅首相と会って率直な意見交換を行うという意志も明らかにした」と話した。



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