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韓経:現代重工業、斗山インフラコアの買収に乗り出す

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
現代(ヒョンデ)重工業グループが斗山(トゥサン)インフラコアの買収戦に参入した。現代建設機械を系列に持つ現代重工業グループが買収に成功すれば世界の建設機械市場で「ビッグ5」に跳躍することになる。

現代重工業グループは28日、産業銀行子会社のKDBインベストメントと企業連合を組んで斗山インフラコア売却予備入札に参加したと明らかにした。この日締め切られた予備入札には現代重工業のほか、MBKパートナーズ、グランウッドプライベートエクイティなど大型ファンドも参加した。買収対象は斗山重工業が保有する斗山インフラコアの株式35.87%全量だ。経営権プレミアムを含めば売却価格は8000億~1兆ウォンに達すると予想される。

現代重工業は斗山グループの斗山インフラコア売却決定後に有力買収候補として名前が挙がっていた。現代建設機械は斗山インフラコアに続き韓国2位の企業だ。斗山インフラコア買収時には韓国市場で独歩的な位置付けを固めることができ、斗山が強みを持つ中国でもシェアを大きく拡大できる。


現代重工業は先月「買収を検討した事実はない」と否定したが、最近立場を変え買収戦参加を決めた。最大の障害だった斗山インフラコアチャイナの訴訟にともなう7000億ウォン規模の偶発債務について斗山グループが責任を負うと明らかにしたことから立場を変えたものという。大宇造船海洋の買収に集中している現代重工業は財務的投資家であるKDBインベストメントと組むことで財務負担も減らせることになった。

今回の売却が実現すれば斗山グループの構造調整も終えられると予想される。投資銀行業界では「斗山の構造調整を総括する産業銀行が現代重工業を援護射撃するために乗り出したもの」という解釈も出ている。



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