世界の主要モーターショーが新型コロナ感染拡大の影響で中止になっている中、今年に入って初めて大規模なモーターショーが開催された。

現代・起亜車は２６日、北京国際展示センターで開かれた「２０２０北京国際モーターショー」に参加した。これに先立ちジュネーブ、デトロイト、パリなどのモーターショーが次々と中止になり、今年に入って初めて参加したのだ。

現代車は中国専用技術ブランド「Ｈ　ＳＭＡＲＴ＋」を紹介する専用空間を設けた。これは環境、連結性、自動運転の３大革新技術で構成されている。この技術を適用した戦略車種の中国型新型アバンテと新型ツーソンを初めて公開した。


現代車は電気自動車市場の激戦地となる今回のモーターショーで、高性能電気自動車「ＲＭ２０ｅ」とＥＶコンセプトカー「Ｐｒｏｐｈｅｃｙ」を公開し、グローバル電動化戦略の青写真を提示した。現代車グループは２０２５年までに４４モデルのエコカーを公開し、燃料電池車を含む電気自動車の年間販売目標６７万台を達成して世界３大電気自動車企業に成長する計画だ。

起亜車も今回のモーターショーで、グローバル電気自動車をリードするブランドを構築するための戦略を発表した。起亜車は２０２５年まで電動化事業体制への転換を進め、２０３０年には電気自動車モデルの販売比率を３０％以上に高める計画だ。