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韓国バラエティ番組、米住民からの16億ウォン訴訟に巻き込まれるか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

撮影現場の住民たちから告訴されたSBSバラエティ番組『イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り』[放送 キャプチャー]

SBSバラエティ番組『イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り』が撮影を進めた米国現地の住民から訴えられた。

米国カリフォルニア州タスティン・アーバインの住民たちは3日『イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り』の出演・製作スタッフをソウル中央地検に告訴した。17日、KBSの報道によると、この地域の住民11世帯は当時SBSが許可を得ずに撮影を進め、詐欺・特殊住居侵入・財物損壊・道路交通法違反・一般交通妨害などを犯して被害をこうむったと主張した。彼らは米国現地でも約16億ウォン(約1憶4000万円)の損害賠償訴訟を進める計画だ。また、韓国の放送通信委員会にカリフォルニア州民120人余りの署名が入った嘆願書を提出したことが分かった。

問題になった『イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り』は2018年9月放送された「シン・エラ編」とみられる。当時、歌手イ・スンギ、俳優イ・サンユン、お笑い芸人ヤン・セヒョン、歌手ユク・ソンジェなど『イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り』のメンバーは女優シン・エラの米国ロサンゼルス自宅を訪ねて気質テストを行い、コミュニティセンターであるプールで水遊びとゲームなどを行った。


訴訟を提起した住民たちは商業的な撮影が禁止された地域で地域理事会の許可も得ずに『イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り』の撮影が行われたと主張した。特に、コミュニティの一員に限って出入り可能なプールでの撮影を問題にした。この他にも住民たちの顔と住居地を同意なしに放送に露出させ、車両き損、不法夜間撮影、無許可ドローン飛行、駐停車区域違反などによる被害もあったと主張した。

これを受け、SBSは当時現地エージェントを通じて事前撮影の許可を得ており、費用納付など関連手続きを守ったと反論した。また、告訴人が2年近く60億ウォン相当の不当な損害賠償を要求しているとし、近いうちに法的対応方針など放送会社の公式立場を出すと17日、明らかにした。



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