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【コラム】コロナが韓国にくれた機会…医療機器産業を花開かせ所得5万ドル時代を切り開こう(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

シージェン(Seegene)が製造している新型コロナウイルス診断試薬製品。シン・インソプ記者

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)防疫を通じて韓国が医療技術先進国と認識されつつある。感染病による苦痛についてはあえて説明するまでもないが、医療先進国のイメージは思わぬ贈り物といえるだろう。一般的に良い製品を開発しても市場に進出するためには大きな努力が必要だ。ところが今は米国のトランプ大統領が広報してくれていて、幸運が自ら転がり込んで来ているようなものだ。おまけに、私たちもこのようにすればうまくやれるんだという自信もついている。

新型コロナは完全に終わったわけではなく最終評価はまだ早いが、中間評価をしてみると、診断キットなど医療機器の優秀性や円滑な供給が大きな役割を果たした。もし診断キットや防護服などが適時に供給されなかったとしたら状況は完全に変わっただろう。米国・欧州など他の国々が慌てている大きな理由は防疫物資がまともに供給されなかったためだ。

医療産業は大きく2つに分かれる。第一は製薬産業だ。製薬産業は「黄金の卵を産むガチョウ」にたとえられるほど大きな付加価値を生み出す。世界製薬産業市場規模は約1兆ドル(約108兆円)だ。第二は医療機器産業だ。これは医療技術と工学技術がひとつになって作り出す産業だ。最近、病院に行けばすべての診断は検査装備がしてくれる。世界の医療機器産業規模は約5000億ドルだ。ところが国内の病院に設置されているものは90%以上が外国製だ。国産は超音波装備など一部に過ぎない。


製薬がバイオ産業の花ではあるが、進入障壁が高い。通常、一つの新薬が実用化されるには開発開始から10年間、約10兆ウォン(約8700億円)の資金投入が必須だという。このようにして開発に成功すると、次の段階は世界市場への進出だ。グローバル市場の開拓も至難の技だ。

後発製薬企業が世界市場に進出することは空の星を掴むごとく不可能に近い。しかし医療機器産業は少し違う。医療機器も結局、電子機械だ。韓国のように製造業が発達した国の立場から見ると、それほど難しいことではない。医療知識と結合させて製品を開発すればいい。

医療産業は他の産業と違って特殊性がある。まず新しい医療製品が開発されると食品医薬安全処の販売許可を受けなければならない。そのあとは健康保険公団が保険が適用できるかどうかを決めなければならない。いくら優れた製品でも保険が適用できなければ市場への進入が難しい。この手順は数カ月、あるいは数年かかることもある。

一般的に食品医薬品安全処は高い基準を提示して評価する。多くの場合、世界最高水準の製品を基準とする。中小企業の立場では一気に跳び越えにくい基準である場合がほとんどだ。国民健康のための手続きであっても、後発走者にとっては非常に高い進入障壁だ。医療機器が単純な電子製品というにも関わらず、国産化がなかなか進まない理由がここにある。

新型コロナ防疫成功は食品医薬品安全処の態度変化が功を奏した。食品医薬品安全処関係者は1月末、ソウル駅会議室で医療機器製造会社と会議を行ったという。まだ新型ウイルスの伝播力が正確に認識される前だ。中国武漢で発生したウイルスが尋常でない、迅速に防疫体系を構築しなければならない、新型ウイルスの遺伝子情報を提供するから診断キットを緊急に開発せよ、そうすればファストトラック審査を通じて速かに販売許可を出すだろう--。規制機関らしくない、破格の緩和が今回の防疫成功の種火となった。


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