韓国の社団法人「太平洋戦争犠牲者遺族会」が１日、日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯（正義連帯）を糾弾する記者会見を開く。

遺族会のヤン・スンイム会長は３１日、中央日報の電話取材に対して「正義連と尹美香氏を糾弾する記者会見を開く予定」と明らかにした。遺族会はこの日、報道資料を通じて「韓国挺身隊問題対策協議会（挺対協）の３０年間の素顔を明らかにする緊急記者会見を開く」と伝えた。

遺族会は記者会見を通じて尹氏の国会議員辞退と挺対協の解体を要求するものとみられる。遺族会側は「３０年間、慰安婦問題を悪用した尹美香は辞退せよ」とし「文在寅（ムン・ジェイン）政権は慰安婦が全員亡くなってしまう前に犠牲者全体問題をすぐに解決せよ」と主張した。また「日本政府は慰安婦、被害犠牲者に直接謝罪し、全体犠牲者問題を解決せよ」とも付け加えた。


この団体は日帝強制徴用・慰安婦被害者の遺族が集まった団体で、１９８８年に発足した。「行こう！人権平和党」の崔容相（チェ・ヨンサン）代表が過去に会長を務めていたこともある。遺族会は「正義連事態」が大きくなってから、一貫して正義連を批判してきた。メンバーは２１日、あるメディアのインタビューで「『河野談話』発表前、日本側調査団が韓国人被害者の証言を聴取しようとするのを挺対協が邪魔した」とし「被害者の補償を邪魔して国民を欺いた」と明らかにしたことがある。

１日に開かれる記者会見にはヤン会長が直接出席する予定だ。該当の記者会見は午後２時、仁川市江華郡（インチョン・カンファグン）アルプス食堂で開かれる。