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【コラム】トランプ氏の態度に気をもむ金正恩氏…「挑発は難しいはず」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
金正恩(キム・ジョンウン)体制の北朝鮮が中国発の新型コロナウイルスでふらついている。「一人の感染者もいない」(2月19日付の労働新聞)という公式立場にもかかわらず発病説が広がっているうえ、体制全般に次々と影響を及ぼしている。8日には創軍節記念軍事パレードが中止になったのに続き、16日には金正日(キム・ジョンイル)総書記(2011年死去)78回目誕生日記念報告大会も開催できなかった。金正恩国務委員長としては父の誕生日も祝えなかったということだ。

昨年12月末に労働党全員会議を開き、米国の対北朝鮮制裁長期化に対応した「正面突破戦」を宣言したが、新型コロナ非常防疫体系の稼働のためすぐに推進力を失った。金正恩委員長に対してトランプ米大統領が興味を失ったというワシントン発の報道が相次ぐ中、後見人の役割をしてきた習近平体制の中国は余裕がない。金正恩委員長の悩みが深まるしかない状況だ。

昨日朝、韓国統一部公報室の対北朝鮮・統一関連記事スクラップはわずか1件だけだった。中国漁船が北朝鮮水域に入って操業したことで、韓国漁民のイカ漁獲量が5年間で20%水準に急減したという内容だ。平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)に北朝鮮が参加した当時、また南北首脳会談が開催された当時は、A4用紙100枚を超える分量の記事があった。「イカが記事スクラップの体面を保った」という声まで出てきた。対北朝鮮イシューと南北関係の空白に新型コロナがもたらした北朝鮮ニュースの完全失踪事態が現実になったのだ。


◆新型コロナを意識して幹部と距離

こうした状況は金正恩委員長にとって存在感の喪失と変わらない。一時はソウルの新聞・放送だけでなく有力海外メディアのトップ記事を飾った金委員長が、世界の人々の脳裏から消えつつある。2020年の「新年の辞」を労働党第7期第5回全員会議報告文に置き換えた金正恩委員長は、米朝対話への期待を捨てることを示唆しながら正面突破戦を宣言した。自ら経済現場を管理する勢いだったが、新型コロナが足かせとなった。

金正恩委員長をいわゆる「最高の尊厳」として絶対視する北朝鮮体制では、防疫網が崩れるようなことがあれば大変なことになるという危機意識が共有される。金正日総書記の誕生日を迎え、遺体が保管された平壌の錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を訪れた金正恩委員長が、以前とは違って党幹部と離れて参拝したのも、こうした理由からだ。1月25日の旧正月公演観覧以来22日ぶりに公式的な席に姿を現した金正恩委員長はまた隠遁に入った。事実上、隔離生活に入った状況だ。工場・企業所など経済現場訪問は金在龍(キム・ジェリョン)首相が代行しているというのが労働新聞の報道内容だ。

新型コロナのために北朝鮮がどれほど危機感を抱いているかは、北朝鮮国営メディアを通じても表れている。異例にも中国をはじめ各国の新型コロナ感染者・死者数をほぼリアルタイムで知らせ、一日に数回にわたり朝鮮中央テレビと第3放送(内部用有線放送)でキャンペーン報道をしている。韓国の発病状況をファクト中心に詳しく伝えている点もこれまでとは違う。以前は対南非難に使っていが、今回は住民に警鐘を鳴らすことに焦点を合わせている。複数の対北朝鮮情報筋は北朝鮮市場の物価と為替レートが尋常でないという内容のほか、中朝国境地域の密貿易ルートを通じた感染と北朝鮮当局の取り締まり強化ニュースも伝えている。

しかし何よりも金正恩委員長をいら立たせているのは、トランプ政権が北朝鮮に対する関心を失っているという観測かもしれない。米CNN放送は10日、「トランプ大統領は11月の大統領選挙までは金正恩委員長と3回目の首脳会談をすることを望まない」と報道したが、当時まではまだ事実かどうか注目するレベルだった。しかしオブライエン大統領補佐官が2日後、「次の(米朝間)首脳会談が適切かどうかは見守る必要がある」と懐疑的な立場を表し、状況は深刻化した。オブライエン補佐官は6日、「米朝非核化交渉は大統領選挙など米国の国内政治日程に全く影響を受けない」と述べていたが、この発言とかなり違うという点でだ。

文在寅(ムン・ジェイン)政権を批判してきた金正恩委員長としては「個別観光」提案も受け入れられないようだ。国連と米国が主導する対北朝鮮制裁が続く状況で韓国政府が進める金剛山(クムガンサン)観光再開や開城(ケソン)工業団地再稼働は現実的でないという判断を、北朝鮮の対南パートが下した公算が大きい。北朝鮮の立場では文在寅政権には制裁を越えて南北関係を推進する意志や力が足りないと判断しているようだ。北朝鮮メディアは19日、文大統領を「南朝鮮執権者」とし、「事大と外勢屈従のにおいが強く漂う」「まだ目が覚めていない態度」などと誹謗した。

金正恩委員長の気分をさらに害した最悪のニュースは、太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮公使の国会議員出馬でないだろうか。2016年に脱北亡命した太氏は11日、4・15総選挙に出馬する考えを表明した。その第一声は、韓国定着後に得た名前「クミン(救民)」のように北朝鮮の民衆を金正恩委員長の独裁から救出するというものだった。太氏は流ちょうな英語を武器に海外メディア向けの記者会見で、金正恩委員長を批判するメッセージを続けた。こうした状況で北朝鮮は下手に対応すれば立場が悪化する可能性があり、公開遊説をする太氏に危害を加えれば負担を抱え込むかもしれないという点で、対処は容易でない。太氏を誹謗中傷してきた北朝鮮がまだいかなる反応も見せずに沈黙しているのも、こうした悩みのためとみられる。


【コラム】トランプ氏の態度に気をもむ金正恩氏…「挑発は難しいはず」(2)

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