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Netflix「韓国コンテンツ、途方もない影響を作り出している」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

Netflix[中央フォト]

グローバルストリーミングサービスのNetflix(ネットフリックス)が韓国コンテンツに対する愛情を表わした。CCO(最高コンテンツ責任者)のテッド・サランドス氏は「韓国創作者のレベルの高いコンテンツが途方もない影響を作り出している」とした。

Netflixが22日、2019年10-12月期の実績を発表した。

四半期別の売上高は前年同期比30.6%増となる55億ドル(約6000億円)、有料購読アカウントは前年同期比平均21%増となる1億6700万世帯を記録した。


米国以外の地域の有料購読アカウントも史上初めて1億世帯を突破した。APAC(アジア太平洋1623万世帯)、EMEA(欧州・中東・アフリカ5178万世帯)、LATAM(ラテンアメリカ3142万世帯)地域の有料購読アカウント増加分は歴代10-12月期で最大だ。

北米地域の該当期の有料購読アカウント数は6,776万で前四半期比55万世帯の増加を記録した。

Netflix側は「他の地域と比較すると増加幅は小さかったが、米国でのNetflixストリーミングサービスが他地域より約10年早い2007年に始まった点、競争サービスが次々と発売された部分を考慮するなら、粘り強い成長は鼓舞的だ」と話した。

売上高も予想値を上回った。Netflixの株価は2019年9月以降、着実に上昇している。

CEO(最高経営責任者)であるリード・ヘイスティングス氏は次第に激化するエンターテインメント・ストリーミング業界の競争状況での戦略に対して「今まで会員の声に耳を傾けてどのようなコンテンツとプロダクトが皆さんに楽しんでもらえるのか悩みながら戦略を立ててきた」とし「今後10年、やはり同じ戦略を取るだろう。残った課題があるとしたら、これをどれほどもっと上手くやれるかになるだろう」と話した。

Netflixは今回の実績発表に関連し、全世界の投資家を対象に発行する投資家書信に韓国や韓国コンテンツに対する内容を多く入れた。

Netflixは該当の書信で、2019年1年間、韓国を含めた地域別のオリジナルコンテンツが大きな人気を集めたと分析した。引き続きKコンテンツに代表される「メード・イン・コリア」作品のために多くの投資を継続する考えだと伝えた。

また、昨年締結したJTBCおよびCJ ENM・スタジオドラゴンとのコンテンツパートナーシップを通じて、世界のKドラマファンにより多く楽しんでもらえるようにしたいとの期待を明らかにした。

特にサランドス氏はカンファレンスコールで「韓国コンテンツは、韓国やアジアはもちろん、全世界的に愛されている」とし「まもなく新しいシーズンが公開されるグローバルヒット作『キングダム』をはじめ、韓国創作者のレベルの高いコンテンツが途方もない影響を作り出すだろう」としながら期待を寄せた。

サランドス氏は「全世界的に1億4000万ドルの収益を出した映画『寄生虫(パラサイト 半地下の家族)』の事例を見れば、素晴らしいストーリーには国境がない」と話した。



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