青瓦台（チョンワデ、大統領府）は、２２～２４日の日程で徳仁天皇即位式の出席のために日本を訪問する李洛淵（イ・ナギョン）首相が安倍晋三首相に文在寅（ムン・ジェイン）大統領の親書を伝達するという報道に「親書をわれわれが準備しているとはっきりと申し上げることはできない」と話した。

青瓦台核心関係者はこの日、青瓦台で取材陣と会い、親書伝達について「共同通信とのインタビューで見たと思うが、２人の間にそのような対話はあった」としながらも、親書伝達計画に対しては即答を避けた。

「年内に文大統領と安倍首相が会談をする可能性はあるか」という質問には「今が１０月中旬で、今後いかなる首脳との会談を準備しているか、計画しているかなどについて申し上げられる内容はない」と答えた。


この関係者は「韓日関係に対してはわれわれの基本立場は変わらないと思ってほしい」とし「政治は政治で、経済は経済で分離していけたらいいという点、未来志向の関係になれるという点、対話を通じて問題を解消していくように願う点において変化はない」と話した。

また「現在、日本の輸出規制が始まって１００日を越えたが、規制に対しては変化がないこともあわせて申し添えておきたい」と付け加えた。