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文大統領、「愛国ファンド」に5000万ウォン加入

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

文在寅大統領が26日、ソウル中区農協銀行本店を訪れて「必勝コリアファンド」に加入している。文大統領は素材・部品・装備分野企業に投資するこのファンドに5000万ウォンを預けた。[写真 青瓦台写真記者団]

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が26日「必勝コリア」という名称の株式型ファンドに5000万ウォン(約436万円)を預けた。「NH-アムンディ必勝コリア国内株式型ファンド」が正式名称であるこのファンドは素材・部品・装備関連国内企業に投資する。ファンドの運用・販売報酬を下げて収益が企業に回るように設計し、運用報酬の50%を公益基金に積み立てるという。

文大統領はこの日、ソウル西大門区(ソデムング)の農協銀行本店を訪れて職員を励ました後「(韓国の)産業競争力は世界的に高い水準と評価されたが、素材・部品・装備産業は外国に大きく依存しており不足した部分があった。収益性を高めるうえでも限界があった」として「このような時期に該当産業に投資するファンドが作られてとてもうれしく思い、私も加入して力を加えたいと思った」と明らかにした。

文大統領はファンドに加入したのは今回が初めてだと述べた。文大統領は「すでに成功した企業に投資するのではなく、企業の未来発展の可能性を考えて投資することなのでリスク負担がないわけではない」としつつも「販売や運用報酬を引き下げて顧客に利益が回るようにし、運用報酬の半分は研究機関などに支援することにした、とても優しいファンド」と評価した。


「必勝コリア」ファンドは名前からも分かるように、文在寅政府の克日の動きと軌を一にする。農協関係者も「農協は100%民族資本で、かつて『身土不二』という言葉も農協で初めて作り出したもの」(キム・グァンス農協地主会長)、「作られた基金は基礎科学分野研究所や大学に奨学金として支援し、農協が産業構造の体質改善をするうえで最大限努力する予定」(イ・デフン銀行長)と話した。一種の「愛国ファンド」と言える。



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