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<大リーグ>FA柳賢振の年俸 「3年・6000万ドルも可能」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

LAドジャースの柳賢振が予想通り5月のナリーグ月間最優秀投手に選ばれた。韓国人では朴賛浩に続いて2人目。(写真=柳賢振のSNS)

素晴らしい5月を送った「コリアンモンスター」柳賢振(リュ・ヒョンジン、32、LAドジャース)がメジャーリーグのナショナルリーグで月間最優秀投手に選ばれた。韓国人では朴賛浩(パク・チャンホ、46)に続いて2人目となる。

メジャーリーグ事務局は4日(日本時刻)、5月の「月間最優秀投手」と「月間最優秀選手」を発表した。ナリーグの月間最優秀投手には予想通り柳賢振が選ばれた。柳賢振は先月、6試合に先発登板して5勝無敗、防御率0.59という成績を残した。

柳賢振は受賞を伝えながら自分のソーシャルメディアで「ご声援ありがとうございます(Thank you for your support)」とコメントした。また現地メディアのインタビューでは「米国に来てから7年間で最もよい月だった。5月のような姿を今後も見せられるように準備したい」と語った。


98年7月には「コリアン特急」朴賛浩(当時ドジャース)が「月間最優秀投手」に選ばれた。朴賛浩は当時6試合に登板して4勝無敗、防御率1.05だった。打者(月間最優秀選手)まで含めると柳賢振は韓国人で3人目の受賞となる。秋信守(チュ・シンス)がクリーブランド・インディアンズ所属の2008年9月とテキサス・レンジャーズ所属の2015年9月に2回受賞している。

アジアの投手に範囲を拡大すると、2014年5月に田中将大(31、ニューヨーク・ヤンキース)が月間最優秀投手で選ばれている。当時、田中は5勝1敗、防御率1.88をマークし、アメリカンリーグで受賞した月間最優秀投手で選ばれた歴代アジア投手は野茂英雄(1995年6月、96年9月)、朴賛浩、伊良部秀輝(98年5月、99年7月)、田中、柳賢振の5人。

柳賢振が生涯最高のシーズンを送る中、シーズン後の自由契約選手(FA)としての契約にも関心が高まっている。柳賢振は冬にドジャースのクオリファイングオファー(QO)を受諾し、年俸1790万ドル(約20億円)で1年契約した。今シーズン後にまたFAとなる。

メジャーリーグの移籍情報を扱う「MLBトレードルーマーズ」は1日、柳賢振の次の契約に関するアンケート調査を行った。「柳賢振が次の契約でどれほどの金額を受けると思うか」という設問で最も票が多かった金額は(4日基準で)「4000万-4900万ドル」(28.48%)だった。次いで「6000万ドル以上」(27.69%)、「5000万-5900万ドル」(24.28%)、「3000万-3900万ドル」(19.55%)の順となった。

契約期間には言及されなかったが、MLBトレードルーマーズはドジャースとリッチ・ヒル(39)の2017年契約を基準に挙げた。ヒルは当時3年(2017-19年)・4800万ドル(約568億ウォン)の条件で契約した。CBSスポーツも「ヒルの契約規模なら柳賢振とドジャースの双方に適当」と伝えた。ヒルと同じ3年契約を基準にアンケート調査の結果を適用すれば柳賢振は3年・4000万ドル以上が最も有力だ。

もちろん5000万-6000万ドルを出しても惜しくないというファンも少なくなかった。もし柳賢振が3年・6000万ドルで契約すれば、年俸は2000万ドルとなる。MLBトレードルーマーズは「今回のアンケート調査は出発点が3000万ドルだったが、柳賢振が今後も好成績を出して健康を維持すれば、さらに高い金額が契約の基準点になるだろう」という見方を示した。

一方、柳賢振はきょうアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発する。最高の5月を送った柳賢振の6月の最初の登板だ。



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