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韓国、自動車生産台数が減少…遠のく5大自動車強国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

現代自動車蔚山工場の埠頭で輸出を待つ自動車(中央フォト)

韓国の自動車生産台数が減っている。世界5大自動車強国という言葉も過去のものになった。

韓国自動車産業協会は21日、主要自動車生産国の1-3月期の自動車生産台数を発表した。これによると、韓国の1-3月期の自動車生産台数(95万7402台)は前年同期(96万2803台)比0.6%減少した。

韓国の自動車生産台数は4年連続で減少している。韓国自動車産業協会は「転換配置や生産ライン調整など労働柔軟性が不足し、韓国の自動車生産台数が減少した」と説明した。


一方、ライバル国のメキシコは同じ期間、生産台数(102万9615台)が前年同期(100万7641台)比2.2%増加した。2016年まで自動車生産台数基準で韓国は世界5大自動車強国だった。当時、メキシコの年間自動車生産台数(237万台、7位)は韓国(423万台)の56%にすぎなかった。

しかし韓国は昨年、メキシコに抜かれて6位から7位に落ちた。昨年の両国の年間自動車生産台数の差は約6万9000台だった。これが今年1-3月期には約7万2000台に拡大した。

2019年1-3月期、世界10大自動車生産国の全体生産量(1849万台)は前年同期比4.6%減少した。韓国をはじめ、中国・米国・ドイツなど7カ国の生産台数が減少した。特に中国は2018年7月から9カ月連続で新規需要が減り、今年1-3月期は10カ国のうち生産台数が最も大きく落ちた(-9.8%)。

一方、日本(0.1%)、メキシコ(2.2%)、フランス(1.3%)は今年1-3月期に生産台数が増加した。この3カ国には輸出販売台数が増加傾向という共通点がある。

チョン・マンギ韓国自動車産業協会長は「世界の自動車需要が減り、主要自動車生産国間の競争が激化している」とし「労使は協力して価格競争力を強化し、政府は電気自動車補助金制度の改編、税額控除の拡大、高級技術人材の養成を通じて未来の自動車の競争力を高める必要がある」と述べた。



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