イラスト=キム・フェリョン記者
保健福祉部は2014年から国防部と協約を締結し、献血血液から有事の際の軍戦死者の身元を確認するシステムを運営している。赤十字社は本来、輸血副作用が生じた時に原因を特定するために、献血血液のうち一部(5cc)を保管しているが、軍将兵の場合、これをDNA情報抽出のための試料として使えるようにしている。当時、保健福祉部・国防部は報道資料を出して「国家予算を10年間で少なくとも200億ウォン(約20億円)を節約することができた。毎年、元将兵を献血に参加してもらい、年間24万人の安定した血液資源を確保することになった」と自慢した。
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