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韓国野党議員「北朝鮮専門サイト『38ノース』、日系研究所の傘下に」

ⓒ 中央日報日本語版
韓国政府の韓米研究所支援の中断で、北朝鮮の核施設などを衛星で観察していた北朝鮮専門サイトが日系研究所の傘下に入ったと韓国野党議員が主張した。

自由韓国党の金鍾ソク(キム・ジョンソク)議員は17日、国会政務委員会の国政監査で「韓国政府の支援中断で、今年4月、米国ジョンズ・ホプキンス大学国際関係大学院傘下の韓米研究所(USKI)が閉鎖された」とし「これにより北朝鮮専門サイト『38ノース』が米国スティムソン・センターの下に移った。スティムソン・センターは日本民主党系のワシントン・シンクタンク」とし「人工衛星を用いて北核施設を観察していたところが日系研究所に移った」と批判した。

続いて「これまでの(38ノースの)専門性や提供された情報価値を考慮すると、他の機関下に入ったことは残念な部分」としながら「38ノースを手放して(韓国政府が)得た恩恵は年間予算2億ウォン(約1970万円)の節約だけ」と指摘した。


38ノースは北朝鮮の衛星発射場や核施設などを衛星で観察する北朝鮮専門サイトだ。今月10日(米国現地時間)には、7月22日に撮影された衛星写真の分析を通じて、北朝鮮西海(ソヘ、黄海)の衛星発射場にある発射台と垂直エンジン試験場の解体作業を実施するような動きが目撃されたと伝えていた。



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