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【取材日記】日本フィギュア王子のパレードとごみ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

イラスト=キム・フェリョン記者

先週日曜日の22日、宮城県仙台駅周辺の道路は全国各地から駆けつけた10万8000人余りの人だかりで身動きが取れなかった。平昌(ピョンチャン)で冬季オリンピック(五輪)2連覇に成功した日本の「フィギュア王子」羽生結弦選手のカーパレードが午後1時30分から予定されていたためだ。カーパレードの現場が見下ろせるホテルやレストラン、さらには美容室の予約まで早々に締め切られるほどの熱気だった。

行事場所周辺はすでに前日夜から大混雑だった。羽生選手を少しでも近くで見たいと思う数百人のファンが、よい場所を取ろうと路上で夜を明かしたためだ。彼らは敷物を敷いて弁当で食事を現場で済ませた。

カーパレード当日は奇襲的な暑さまで仙台を襲った。4月の気温としては観測史上最高の29.9度まで上昇した。ファンは「日傘と飲み物がなければ少しも耐えられない」と言って大騒ぎだった。実際、行事会場に駆けつけたファンの手にはそれぞれいろいろな飲み物が握られていた。駅周辺1.1キロメートル区間で40分間余りにわたって行われたカーパレードは熱狂的な雰囲気の中で終わった。羽生選手はフィギュア演技で見せてくれた愛らしくかわいいポーズでファンサービスをし、ファンは彼の一挙手一投足に歓声をあげた。


ところでカーパレードと同じくらい話題になったのは11万人のファンが帰った後の通りの様子だった。行事が終わった後、道路にはごみがほとんど落ちていなかった。この日の行事場所周辺にはボランティアメンバー460人と宮城県・仙台市職員530人など合計990人がごみ回収のために待機中だった。カーパレードの後、彼らが回収したごみをすべて集めたところ、90リットル事業者用ごみ袋たった6袋分だった。45リットルの家庭用ごみ袋に換算すれば12個に過ぎなかった。前日夜から道路で食べたり寝たりしていたファンの熱気、飲み物なしでは耐えられないほど苛酷だった春の暑さなどの悪条件を考慮すれば、ごみの量は異例なほど少なかった。

日本メディアは「ツイッターを通じて『行事終了後はごみを必ず持ち帰ろう』と提案するなど、羽生選手のファンが事前に雰囲気づくりをしたことが影響を与えた」と分析した。SNSには「望ましいファンの姿」「見習いたい」というコメントが多く寄せられた。日本関連の情報を扱う中国のインターネット サイトにも「やはり羽生のファンは違う」という書き込みがあったという。

11万人が残したごみ袋6袋は、品格は一日にして養うことはできないというところを示した。いつもしていなかったことを突然やるのは難しいものだ。

ソ・スンウク/日本支社長



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