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「女優暴行」容疑のキム・ギドク監督に罰金500万ウォンの略式命令

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

キム・ギドク監督(写真=中央フォト)

撮影現場で女優に暴行を加えた容疑で告訴されたキム・ギドク監督(58)が罰金刑を受けた。

17日、裁判所によると、ソウル中央地裁刑事29単独パク・ジンスク判事は暴行容疑で起訴されたキム監督に対し、先月21日、罰金500万ウォン(約52万円)の略式命令を下した。

キム監督は2013年に公開された映画に主演としてキャスティングされた女優Aさん(42)に対し、撮影現場で「感情移入に必要だ」として頬を2回殴った容疑がもたれている。


Aさんはまた、キム監督が台本になかったベッドシーンの撮影も強要したため映画出演を断念したと主張した。

キム監督は検察の取り調べで頬を殴った事実は認めながらも、演技指導のためやったことで故意ではなかったという趣旨の陳述をしたことが分かった。

検察は、Aさんが撮影現場でベッドシーンを強要されたとし、強制わいせつ致傷および名誉毀損容疑で告訴した件に対しては証拠不充分で無嫌疑処分を下した。



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